ミシュラン パイロットスポーツ4の特徴と口コミ評判レビュー

管理人も過去の愛車であるアコードユーロRに装着した経験があるパイロットスポーツ4ですが、実際に運転したレビューと、装着ユーザーの口コミをまとめてみました。

その前に、パイロットスポーツ４がどのような特徴を持つタイヤなのかを説明したいと思います。

ミシュラン パイロットスポーツ４の特徴

pilotsport4（パイロットスポーツ4）とは、直感的な走りを楽しむ多方向高性能タイヤです。

近年では電気自動車のF1「フォーミュラE」参戦で得た経験と技術力をフィードバック。

その中でも特に特徴的な技術を３つお伝えしましょう。

①ウルトラ・リアクティブ・トレッドパターン

タイヤと路面の設置面積の向上を果たしたタイヤパターン。タイヤ側の設置面デザインを見直し、タイヤ溝の割合を少なくすることで路面を捉える力が向上しています。ねっとりと路面に吸い付くような走行感覚が伝わるほどです。

②ストレートグルーブ＆アンチ・サーフ・システム＆新コンパウンド

縦方向の排水効率を高めたタイヤ溝デザインと、横方向の排水効率を高めたアンチ・サーフ・システムの貢献により、雨天時のグリップ性能が向上。高速走行時のハイドロプレーニング現象も控えめで、安心感の強い走行を楽しめます。また、新開発のコンパウンドによって、駆動力＋制動力も向上しています。

安全性が求められるフォーミュラEで採用されたタイヤよりも、市販タイヤの方が安全性を高めている事実が、ミシュランの真骨頂ですね。

③ダイナミック・レスポンス・テクノロジー

高い強度を持ち、熱に対し安定性に秀でたハイブリッド・アラミド/ナイロンベルトを採用。タイヤと路面が密着することで、ドライバーの思いのままライントレースが可能です。

①②③のような最新技術の採用を始め、近年ミシュランが掲げるタイヤ開発の方向性が示されました。

その名は「ミシュラン・トータル・パフォーマンス」

タイヤには幅広い性能を求められます。ですが、乗り心地、グリップ性、耐久性など、一つの性能に特化したタイヤ開発が多いのが現状です。

そこでミシュランは、タイヤの持つすべての性能において高性能を追求する開発を選んだのです。すべての性能において、標準以上のパフォーマンスを発揮することができ、それぞれがバランスよく共存していることが「ミシュラン・トータル・パフォーマンス」の最大の目的です。

ブリヂストンに世界シェアを譲ったものの、タイヤ開発のレベルは相当高く、選んで間違いのないタイヤメーカーであり、走りを楽しめるタイヤメーカーと感じます。

管理人

パイロットスポーツ４よりも優れた後継モデルを管理人が装着してみました。

パイロットスポーツ４のサイズ展開

パイロットスポーツ４のサイズ展開は１６インチ〜２１インチとなります。ここからは各インチのサイズごとに表にまとめてみました。

その前に、タイヤサイズが解らない貴方のお役にたてればと思い、サイズの調べ方を画像付きでまとめてみました。タイヤのサイドウォールを見ると、タイヤの基本情報が記載されています。自動車のタイヤには絶対記載してますので、この情報を元にタイヤサイズを調べたほうが良いでしょう。

専門用語が多いので理解しにくいかもしれませんが、タイヤ通販の際はa,b,dの数字を確認して調べれば問題ありません。

パイロットスポーツ4　16インチサイズ展開

パイロットスポーツ4　17インチサイズ展開

パイロットスポーツ4　18インチサイズ展開

パイロットスポーツ4　19インチサイズ展開

インチ	タイヤサイズ	速度記号	転がり抵抗係数	ウェットグリップ性能
19インチ	225/40ZR19 (93Y) XL	Y	-	-
	225/45ZR19 96W XL	W	-	-
	225/55R19 103Y XL NF0	Y	-	-
	235/35ZR19 (91Y) XL	Y	-	-
	235/40ZR19 (96Y) XL	Y	-	-
	235/45ZR19 (99Y) XL	Y	-	-
	245/40ZR19 (98Y) XL	Y	-	-
	245/45ZR19 (102Y) XL	Y	-	-
	255/35ZR19 (96Y) XL	Y	-	-
	255/40ZR19 (100Y) XL	Y	-	-
	255/45ZR19 (104Y) XL	Y	-	-
	275/35ZR19 (100Y) XL	Y	-	-
	275/40ZR19 (105Y) XL	Y	-	-
	275/45R19 108Y XL NF0	Y	-	-

パイロットスポーツ4　20インチサイズ展開

インチ	タイヤサイズ	速度記号	転がり抵抗係数	ウェットグリップ性能
20インチ	245/40ZR20 99Y XL ZP ZP	Y	-	-
	245/45RF20 99Y ZP ZP	Y	-	-
	245/45R20 103Y XL NF0	Y	-	-
	255/40R20 101Y XL	Y	-	-
	275/35ZR20 102Y XL ZP ZP	Y	-	-
	275/40RF20 102Y ZP ZP	Y	-	-
	285/40R20 108Y XL NF0	Y	-	-

パイロットスポーツ4　21インチサイズ展開

ミシュランパイロットスポーツ４の装着者口コミレビュー

オートウェイ通販やみんカラなどでpilotsport4（パイロットスポーツ4）の気になる口コミをまとめてみました。

パイロットスポーツ４の寿命は？【管理人体験談】

パイロットスポーツ４はタイヤの中でも高額な価格帯ですので、購入前には耐久性や寿命も気にしてる方が多いと思います。しかし、タイヤの寿命に関しては、どのような運転をするのかで大きく変わります。

この手のハイパフォーマンスタイヤは、寿命が短いイメージを持たれてる方多いみたいですが、管理人もそのうちの一人でした。そこで、パイロットスポーツ４の寿命について、管理人の装着体験からお伝えします。

交換前のタイヤは、ブリジストンポテンザs001。走行距離は３万キロに達し、パンク修理歴も多くトレッド面の溝も残り少ないタイヤでしたが、想像よりも耐久性があり高寿命の印象でした。

その後交換したパイロットスポーツ４も、約３万キロ走行後に乗り換えのため車を売却しましたが、売却当時は４分山ほどの余裕がありましたので、上手に走行すれば３.５万〜4万キロ程度は走行可能かと思われます。

そのような経験から、S001とパイロットスポーツ４を比較すると、パイロットスポーツ４は高寿命と結論付けました。

パイロットスポーツ４は価格が高いタイヤですが、高い価格を支払うだけの高性能タイヤと言い切れますし、高性能を維持しながら高い耐久性も持ち合わせています。

ぜひ一度装着して頂き、高性能タイヤを肌で感じてもらいたいですね。

パイロットスポーツ４の静粛性は？【管理人体験談】

ロードノイズはそれなりに聞こえますが、乗り心地や低速時の静粛性など十分でした。高速域になると直進安定性が増しますし、旋回時も吸い付くように路面をトレースすることで、無駄なノイズが少ないと行ったところでしょうか。

道路のジョイント部分の乗り上げも緩やかになり、段差のノイズや衝撃も和らいだことで、快適走行を楽しめます。

下記動画は走行時を外から撮影したものですが、タイヤの回転する音が不快な音ではないことがわかるかと思います。

管理人

管理人も装着済みのPilotSport4は概ね高評価ですね。ネガティブ要素はタイヤ価格ぐらいではないでしょうか。 タイヤローテンションをしっかり行ってれば、タイヤライフも30000KMは超えますし、走行が伸びても急激な性能低下も見られません。 タイヤに関しては良いものを装着したい！そんな貴方にはおすすめのタイヤです。

PilotSport4の購入資金は、自動車保険の見直しで増やせます。