JAF年会費はいくら？無料の裏技や会員メリット口コミまとめ

JAF（ジャフ）一般社団法人日本自動車連盟は、知る人ぞ知る自動車及びバイクなどに関する業務や、トラブルによる緊急サポートを行う団体です。

その設立は1963年と50年以上の歴史を持ちます。今回はJAFに入会するべきか迷われてる方向けに、JAF会員のサービス内容や特典、メリットデメリットなどを紹介したいと思います。

JAFとはどんな団体？

JAF（ジャフ）の正式名称は、一般社団法人日本自動車連盟と言います。

自動車連盟とか聞くと怪しい団体と勘違いされるかもしれませんが、車やバイクのトラブルを解決するロードサービスや自動車関連業務を主とした団体です。

ロードサービス業務

2020年度にJAFにおいては、約15秒に1件のペースでロードサービス救援活動をしています。その数2,117,485件と驚きです。

JAFだけで年間2,117,485件ものトラブル出動する程、車やバイクのトラブルは身の回りで発生しています。トラブルはいつ自分に降り掛かってくるかわかりませんね。

自動車やバイクを運転にはリスクが付き物。この様な環境に置かれているドライバーやライダーの安心をサポートするために、会員・非会員問わず24時間・365日、休み無くトラブル現場へ出動しています。

災害時の特別支援隊派遣

JAFはロードサービス特別支援隊として、国内外の災害現場に派遣され、多くの支援活動を実施しています。

車のレッカー業務や、脱輪、横転など、自動車のトラブル復旧の実績を武器に、災害現場で交通インフラの復旧など携わってます。

近年では、2021年1月の富山・福井両県の豪雪被害による派遣では、269名の隊員が復旧に従事しています。

このように、我々ドライバーやライダーを直接救援するだけでなく、交通インフラの復旧など、交通社会全体に寄与する団体といえます。

災害支援は、会費やトラブル対応で得た利益を元に活動をしており、ある意味JAF会員も間接的に災害支援を行なっているとも言えますね。

モータースポーツの振興

知る人ぞ知るJAFのもう一つの顔がモータースポーツの振興です。日本ではJAFだけが、FIA（国際自動車連盟）公認団体としてサーキット走行できる国内ライセンスを取得するための業務や、モータースポーツのルール制定モータースポーツ競技の公認などを行なってます。

JAFの会員数は？

JAFの2021年10月末時点での会員数は20,005,439名と国内人口の15%近い会員数を誇ります。

一般社団法人自動車検査登録情報協会調べによると、2021年9月時点での国内の乗用車・軽自動車の保有台数は62,135,595台。そのうち1/3がJAF会員と考えると凄い人気の高さが伺えます。

会員総数	20,005,459名
個人会員	13,069,533名
家族会員	6,097,621名
法人会員	838,305名

※2021年10月末時点

個人会員とは？
個人入会する会員です。JAFの全てのサービスが利用可能

家族会員とは？
個人会員と同居及び生計を同じとする家族が入会できる会員です。家族会員の上限は5人まで。JAFの全てのサービスが利用可能。

法人会員とは？
会社や団体名義で入会する会員です。車両登録の必要があり、登録された車両のみJAFのサービスが利用可能。

JAFの料金は？

JAFの料金体系は、JAF入会の有無により大きく異なります。

会員の場合は高速道路や燃料などの実費や、作業時間が長引くものなどを除き、殆どのサービスを無料で行えますが、非会員の場合は料金を支払ってロードサービスを依頼する必要があります。

下記表は、一般道でのロードサービス内容による料金です。

一般道ロードサービス料金

	非会員	会員
バッテリー上がり	13,130円	無料
パンク	13,330円	無料
鍵の閉じこみ	15,230円	無料
ガス欠	16,770円	無料
故障車牽引15kmまで	13,130円　超過分は1km毎に730円加算	無料　※超過分は1km毎に730円加算
落輪　1本の場合	14,280円	無料
雪道スタック	13,130円	無料
異音・異臭	10,280円	無料

管理人

代表的なトラブルの料金をまとめてみましたが、JAFが対応するロードサービスは多岐に渡り、その内容に応じては、上記金額や無料では対応できないケースもあります。また、車重3,000 kg以下（最大積載量2,000 kg以下）の自動車・バイクが対象となります。

JAF会員料金

JAF非会員の料金はそこそこする事が解りましたが、会員に関しては先述した殆どの作業が無料となります。

ここからはJAF入会時に発生する料金をお知らせしたいと思います。

JAF個人会員の費用

	入会金+年会費	入会金割引
1年＋自動振替	5,500円	500円お得
2年一括	9,500円	500円お得
3年一括	13,000円	1,000円お得
5年一括	20,000円	2,000円お得
1年	6,000円	割引なし

JAF家族会員の費用

入会金	無料
年会費	2,000

JAF法人会員の費用

入会金	2,000円	入会時のみ
法人特定会費	2,000円	1法人につき
車両特定会費	2,000円	1台につき

JAF会員のメリット

JAF会員になると費用を上回るメリットが豊富にあります。ここからは代表的なメリットを紹介します。

自動車保険ロードサービス適用外も対応

JAF会員は自動車任意保険では非対応のトラブルにも対応します。

例えば、自動車任意保険のロードサービスでは、パンク修理やバッテリー上がりなどの対応は年に1回など、ドライバーやライダーにとっては不利益な条件がありますが、JAF会員の場合は何度依頼しても回数制限もなく提供するサービスのほとんどが0円！

JAFロードサービスは人にかけるもの

自動車任意保険のロードサービスは車に保険をかける物なので被保険車両しかサービスを受ける事ができません。

しかし、JAFの場合は入会した個人にサービスを提供してくれますので、家族や他人の車、レンタカー、カーシェア、バイク、原付、同乗する車やバイクなどにもサービスが適応されます。

※個人会員・家族会員のサービス内容です。

JAF会員だけの優待サービスが受けられる

JAFが提供するサービスはロードサービスだけではありません。

「飲食店」「カー用品店」「ガソリンスタンド」など、全国47,000店舗の提携先があり買い物や食事の料金割引サービスなどの特典が受けられます。

もちろんロードサービス同様割引サービスも利用制限はありません。

提携店舗によっては最大25%の割引をしてくれるケースもありますので、割引や特典の使い方によってはJAF年会費の元を取ることも可能ですね。

管理人

以下は代表的な特典を受けられる店舗です。皆さんの近所やドライブ先でよく見かける店舗もたくさん提携しています。

JAF会員優待サービス例

●ロイヤルホスト（レストラン）

ご飲食代　5％割引

●牛角（焼肉）

ご飲食代　500円引

●ドミノピザ（ピザ）

デリバリー限定ピザ全品 25％割引

●味の民芸（レストラン）

お食事の方ソフトドリンク 1杯無料

● AOKI（紳士服）

店頭価格　10%割引

● EARTH（美容室）

カット・カラー（根元染め）・ポイントパーマ各3,300円（税込） → 各2,750円（税込）

●ディッパーダン（クレープ）

バナナチョコクレープ 100円引き

●ピザハット（ピザ）

セット・割引商品を含むご購入金額から　5%割引

管理人

この他にも沢山の提携店舗がありますので、これらを活用することで、年会費の節約にもなりますね。

JAF入会のデメリット

JAF入会のデメリットを考えてみましたが正直出てきませんでした。

敢えて挙げるなら、入会費・年会費が発生すると言う事でしょうか。

その他にも考えられるケースをまとめましたが、内容を見てもらえればデメリットとは呼べないかもしれません。

入会・年会費が発生

入会金2,000円、年会費4,000円の費用がかかりますが、特典享受でチャラにする事も可能。

ロードサービス対象外の車種がある

トラクターや農機具などの特殊車両がサービスの対象外となりますので、一般のユーザーにはあまり関係なさそうですね。

自賠責切れ、飲酒運転などの法令違反者はサービス利用不可

これに関しては個人のモラルや管理の問題ですね。JAFうんぬんの話ではありませんね。

JAF会員の口コミ

ここからはネット上でリサーチしたJAF会員の口コミを紹介します。

JAFのサービスも保険の様なものなので実際に利用しないと解らない事もあると思いますが、利用者口コミを見ると納得出来る材料も見つかるのでは？

年会費が４０００円かかりますが、車の故障やアクシデントを考えると安心量かな～と思います。毎月１回ＪＡＦメイトという冊子が届きますが、色々な地方の特産物やゲストの人の車のお話などが掲載されて楽しみながら見ることができます