今回は愛車である「シビックタイプR FK2型」のブレーキディスク研磨の実施体験談を紹介します。
ブレーキパッドの交換作業をディーラーに依頼したところ、パッドとディスクの摩擦によりディスクが凹形状に削られているとの指摘が。
ブレーキパッドのアタリが付けば制動力に大きな問題は無いとの事でしたが、見た目にはっきり解るほど削られており、今後はディスクの歪みも発生する可能性もある為ディスク交換の見積もりをとると、純正ローター両側の部品代だけで約10万円となかなかな高額。
ディーラー担当によると「次のパッド交換まではディスクもギリギリ持つ」との回答だった事から暫く様子を見ていましたが、見た目も悪いしディスクの歪みなども気になり、以前より気になっていた「ディスク研磨」を実施しようと決意。
とは言えディスク研磨作業なんて依頼した事もないし、どこに頼んで良いのかも解らずでしたが、ディーラー担当よりおすすめのプロショップがあると、こっそり教えてもらい直ぐに作業依頼。
施工方法としては、取り外したディスクを専用機械を用いて研磨作業を施すことで、ディスクの段付きをフラットにし僅かな歪みも修正する高性能研磨機との事。
使い古したディスクは鏡面加工の様になってましたが、これはパッドとの摩擦により生じる摩耗現象であり、摩擦力が弱まる原因の一つでもあるらしい。
このような状態にあっても、研磨作業を施すことで表面が鮫肌の様なザラつきをもち鏡面感はゼロに。
このザラつきを持つディスクとブレーキパッドの摩擦により、研磨前と比較してブレーキのタッチが向上しました。
今回は2mm研磨しており、次回のブレーキパッド交換時にはローター交換が必須となりそうです。
しかし、施工価格がディスク2枚で18000円と、ディスク交換の1/5以下の価格で実施できたので、コスパ面は非常に優れている物と感じました。
今回はディーラー担当のアドバイスによりディスク研磨作業を依頼する事になりましたが、アドバイスが無ければそのままの状態だったと思います。
ブレーキディスクは車を走行させるにあたり重要なパーツの一つです。
新品に交換する事も一つの手ですが、ディスク研磨をする事で安全走行に耐えうるのであれば、おすすめの整備メニューです。