トヨタのRAIZE(ライズ)は、5ナンバーサイズのコンパクトSUVとして、2019年11月5日発売され、2020年には販売台数上位をキープする人気車両です。
近年メーカーコラボ車として、トヨタ86/スバルBRZ のような兄弟車が増えてきましたが、RAIZE(ライズ)はダイハツとトヨタが共同開発しており、軽自動車を主力とするダイハツの技術力と、グローバル展開が強みのトヨタがタッグを組んだことで話題となってましたね。
コンパクトな車体だから、日常の運転もしやすく、搭載されるエンジンも1リッターターボで最大出力98PS、最大トルクは14.3kgf・mと、1.5リッタークラスの動力性能を有しながらも、燃費はWLTCモードで1リッターあたり18.6kmの燃費を実現し、走りも燃費も両立した走行を期待できる。
RAIZE(ライズ)の価格帯は1,679,000円(税込)〜2,282,200円(税込)とグレードにより60万円程の価格差があります。
そんなRAIZE(ライズ)を新車で購入したくとも、最大228万円もの車両費用に加えて、車検や税金、自動車保険、タイヤ、バッテリーなどのメンテナンスや、急な故障など、車両代以外にもランニングコストも多くかかってきます。
この様にRAIZE(ライズ)の新車を購入しても、毎月の支払いに追われ楽しいはずのカーライフが半減してしまったら残念ですよね。
でも最近は新車のRAIZE(ライズ)を手に入れる選択肢が増えており、ディーラーで車を買わずに車のサブスクとしてカーリースを利用する方も増えてます。
今回はRAIZE(ライズ)の新車を「トヨタ系ディーラーで買う場合」「トヨタが運営する自動車サブスクカーリースのKINTOで利用する場合」の費用比較や口コミ評価、メリットデメリットなどを調べてみました。
RAIZE(ライズ)5年所有で発生する費用をKINTOとディーラーで比較
RAIZE(ライズ)を5年間維持した時のKINTOとディーラーの費用を比較してみました。
比較対象のグレードやオプションは以下の通りです。
グレード | Z ガソリン/1.0L/CVT/2WD FF/定員 5名 |
エクステリアカラー | ブラックマイカメタリック |
インテリアカラー | ●内装色:ブラック ●シート:ファブリック(レッドパイピング:前席) |
オプション内容 | ●オーディオレスカバー●ETC車載器(ビルトイン)ボイスタイプ●フロアマット(ベーシック) |
RAIZE(ライズ)のディーラー新車購入費用をシュミレーション
●均等割賦・60回払い・頭金0円・実質年率5.5%・下取り無し
車両本体価格 | 2,060,000円 |
オプション | 41,800円 |
税金・諸費用 | 162,702円 |
割賦手数料(実質年率5.5%) | 307,001円 |
60回払い月額 初回/2回目以降 | 42,901円/40,100円 |
●残価設定・60回払い・頭金0円・実質年率3.9%・下取り無し
車両本体価格 | 2,060,000円 |
オプション | 41,800円 |
税金・諸費用 | 162,702円 |
分割手数料(実質年率3.9%) | 279,435円 |
月々支払額(初回+58回)初回/2回目以降 | 30,435円/28,100円 |
最終回お支払い額 | 721,000円 |
●5年間維持した時の車両代金以外のコスト概算は以下の通り
車検(ユーザー車検で3年目の1回分) | 50,000円 |
タイヤ代(5年間で1回のタイヤ交換として) | タイヤ1本8,000円×4本=32,000円 |
オイル代(1年10,000km走行として5000km毎にオイル交換) | 5000円×10回=50,000円 |
その他メンテナンス代(ワイパーゴム、電球など) | 20,000円※概算 |
自動車税※減税考慮なし | 25,000円×5年=100,000円 |
自動車任意保険(車両保険あり、6等級、21歳以上、ブルー免許、年間走行11000km以下) | 1年間150,000円×5年間=750,000円※等級変動もあるので概算 |
5年間のコスト合計 | 1,002,000円 |
車両費用以外にも維持費が発生しますが、5年間の維持費をざっくり計算しても106万円の費用が発生する可能性があります。
106万円を60ヶ月で割ると16,700円のコスト計算となるので、車両費用と合算すると月々に残価プランで44,800円、通常ローンで56,800円の支払いとなります。
RAIZE(ライズ)のKINTO利用料金をシュミレーション
KINTOはカーリースサービスだから、月々の利用料に車検や税金、自動車保険、メンテナンス費用などがコミコミとなります。
以下の表は月額利用料に含まれる主な内容となっています。
保険 | 自賠責保険 任意保険(対人・対物賠償責任保険:無制限、 人身傷害:上限1名につき5,000万円、車両保険:上限規定損害金【自己負担額:1事故5万円】 等) |
税金・手数料など | 自動車税、重量税、登録手続き費用等 |
メンテナンス | 法定点検、定期点検、故障修理、代車、ロードサービス、油脂類の交換及び補充、所定の消耗品の交換、車検 |
契約年数 | 5年 |
毎月の支払い額(60回・ボーナス支払い無し) | 41,910円 |
ディーラーでの新車購入費用とKINTO利用料の月額比較
新車購入費用とKINTO利用料を比較すると以下のようになりました。
KINTOはディーラー購入よりも月額でお得に車を所有できますね。
通常ローンはランニングコスト含めると、月々の支払いが最も高いですが、支払い完了後は完全に自身の所有となることから、車に愛着が湧いてしまう方は通常購入がおすすめですね。
残価ローンは通常ローン比較で約1.2万円(車両価格のみ)安く維持できますが、最終回には車の返却か721,000円を再度ローン購入または現金一括払いという条件が付きます。
全てコミコミでメンテナンスの心配がないKINTOは、車を維持するにあたって手軽に利用できる新しい選択肢となるでしょう。
●通常ローン購入とKINTO利用の月額比較
新車ディーラー月額(通常ローン+ランニングコスト) | 車両月額40,100円+ランニングコスト16,700円=56,800円 |
KINTO月額(60回払い) | 41,910円 |
通常ローンとKINTOの月額差 | 14,890円 KINTOが安い |
●残価ローン購入とKINTO利用の月額比較
新車ディーラー月額(残価ローン、ランニングコスト込み) | 車両価格28,100円+ランニングコスト16,700円=44,800円 |
KINTO月額(60回払い) | 41,910円 |
通常ローンとKINTOの月額差 | 2,890円 KINTOが安い 注※最終月に721,000円を現金かローンで清算、または車を返却 |
新車RAIZE(ライズ)に乗るなら頭金不要の【KINTO】公式サイト
↓KINTOの魅力ある特徴は以下の記事で紹介しています↓ KINTOはトヨタ自動車が運営する、自動車カーリースのサブスクリプションサービスです。 今記事ではKINTOの特徴やメリットデメリット口コミなどを調べてみました。 近年では車の所有から利用へとユーザー ...
KINTOの特徴とメリット・デメリット・口コミを調べてみた
RAIZE(ライズ)のKINTO利用が向いてるのはこんな人
免許取得したての若年層の場合、KINTOは自動車保険料も月額費用に含まれているから、保険料実費負担を考えるとお得に車を所有することが実現します。
はじめての車がKINTOなら、慣れない車のメンテナンスをお任せ出来ますし、車両代をはじめ、保険税金、メンテナンスなど諸費用含む月額も魅力的です。
以下はカーリースのKINTOがどんな人にオススメかをまとめてみました。
- 免許取得間もない人
- 運転に自信がない人
- 車の維持に関心がない人
- 月々の費用を平準したい人
- 頭金がない人
- 急ぎで車が必要な人
- ローンを組みたくない人
- 車に趣味性を求めない人
- 対面営業が苦手な人
- 初回車検3年毎に新車へ乗り換えたい人
- 結婚、出産などで生活環境が変わった人
- 単身赴任で車が必要になったひと
- 仕事で急ぎで車が必要になった人
RAIZE(ライズ)新車 KINTOと購入どっちが安い?のまとめ
RAIZE(ライズ)の新車を所有するなら、長い目で見るとメンテナンスや税金保険料込みのKINTOが安くなることがわかりました。
車に対してコスト意識が高い方にとっては、月々の費用が定額で諸々コミコミなのは非常に魅力的ですね。
メンテナンスも定期的に実施できるから、故障のリスクも抑えられるから安全面でも有利なのがKINTOです。
しかし、契約満了後は車の返却が必要だからノーマル車両のまま乗り続ける必要があり、RAIZE(ライズ)に趣味性を求める人にとってはKINTOのカーリースはお勧めできませんね。
KINTOと購入で迷われてるなら
- 車に関する出費を定額にしたい方や、車購入の頭金がない方など、費用面で車の所有をためらってる方にとってはKINTO
- 車に趣味性を求める方や、自身のペースで車を維持したい方にはディーラー購入
このような判断基準で検討するといいですね。
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