新型ハリアーの発表など、未だ高い人気を誇るSUVであるが、アーバンビーグルと考えれば、今の時代にあった車と言えるが、そのSUV誕生のヒントとなったクロスカントリー(4輪駆動)の人気は今ひとつ。
クロスカントリーといえば、どんな悪路でも走行できるタフな車体と、男らしらを強く感じる独特のフォルムなど、世紀末でも安心感抜群な車である。
コロナ騒動や自然災害などが注目される今だからこそ、悪路なんかへっちゃらのクロスカントリー車を紹介したいと思います。
なぜクロスカントリー車は悪路を走破できるの?
クロスカントリー車とそれ以外の車の違いは、プラットフォームにある。クロスカントリー車は梯子型に組まれたシャシーの上にボディが被さる形になっており、車体のねじれなどに強い構造となっている。
逆にそれ以外の車は、モノコックボディと言われる、シャシーとボディが一体となった骨格となり、悪路走行の衝撃を全体で受け止めるために、ねじりなどに対してクロスカントリーと比較すると弱い面がある。
クロスカントリーは悪路走行が得意な反面、車体重量が増すために、軽快な走りはや好燃費は期待できないが、サバイブするには有効な選択肢といえる。
それでは、国産のクロスカントリー車を紹介しよう。
トヨタ ランドクルーザー
トヨタの本格的クロスカントリー車といえば、ランドクルーザー。
日本国内でも見かける事は多いが、海外に目を向けると、とにかくランドクルーザーの活躍が目立つ。
日本のように、道路が整備されていない国が多く、その悪路を走行するには、ランクルのようなクロスカントリー車が求められており、その人気は世界中に広まっている。
ランドクルーザーの発売時期は1954年と今から半世紀前以上昔の話で有り、その頃より、世界中のユーザーに支持され、現在までの販売台数は1000万台を超えるキングオフクロスカントリーである。
とにかく壊れない、どこでも走行出来る事から、砂漠地帯や戦闘地帯など、日本からすると、非日常の世界で活躍する事が多い車だ。
三菱 パジェロ
三菱 パジェロは、先述のランドクルーザーのライバルとなるクロスカントリー車。以前はパリダカールラリーなど、過酷なレースにも参戦しており、総合優勝は12回を誇り、悪路走行はもちろん、高速走行も可能なパジェロエボリューションなどをリリースするなど、クロスカントリーに新しい風を送り込んだ車両の一つ。
1992年には国内、海外合わせて、174708台も製造しており、この時が年間通じて最も人気が高かった。日本国内の販売は2019年に終了したが、現在でも海外向けモデルとして、世界中で人気を博しており、2012年には国内販売が2029台と低迷する中、海外では約40000台販売されており、海外での人気の高さが伺い知れる。
これはランクルの時にも説明したが、悪路走破性の高さや、パリダカールラリーの総合優勝などの実力やブランドイメージが、人気を後押しした形だろう。
パジェロの興味深いところとして、パジェロブランドを横展開しており、大型クロスカントリーから、軽自動車のパジェロミニまで販売しており、パジェロに対する間口が広く、クロスカントリーの入門モデルとして、ランクルと比較しても購入しやすい事があげられる。
日産 サファリ
ランクルやパジェロの影に隠れるのが日産サファリ。サファリの源流となる、「4W60型パトロール」が、1951年に発表されており、この車両が日本初クロスカントリー車となった。
国内販売は2007年に終了しており、2020年現在では海外向けに販売されている。
他の大型クロスカントリーと同様、紛争地帯や国連の活動エリアで、活躍しており、海外向けの車名は「PATROL(パトロール)」の名前が与えられる。
スズキ ジムニー
ジムニーは1970年から販売しており、その歴史は50年と歴史のある車であり、日本独自の規格である軽自動車と、普通乗用車であるジムニーシエラの2種類を販売する。
日本国内であれば、街中で見かける殆どのジムニーが軽自動車であるが、海外に目を向けると1300ccエンジンを搭載したジムニーが、各国のルールに合わせて展開している。
ジムニーの人気の秘密は、小型車両で有りながら、悪路走行に強い梯子型フレームを採用しており、エンジンパワーは他と比べて非力ではあるが、車体の軽さにより、大型クロスカントリーが苦手な細い道でも走破できる小回りの良さや、ハンドリングの軽快さなど、他を引き離す走行性能が魅力の一つでもある。
また、2020年現在の新車車両価格は、148.5万円と150万円を切る良心的価格で販売されており、今回の新型は圧倒的人気の為、新車申し込みから1年以上待つ事も当たり前とか。
小型車両の為、大型クロスカントリー車が走破できない道も、楽々走行出来ることから、ある意味世界ナンバーワンのクロスカントリー車と言ってもいいだろう。
クロスカントリーの復権は近い?
今回クロスカントリー車を紹介しましたがそれには理由があり、近年アウトドア志向のユーザー増加やオートキャンプ場の人気など、クロスカントリー車が活躍できるであろう、趣味環境が増えてきた事が理由である。
とはいえ、燃費の悪さや車体の大型化により、ユーザー人気は今ひとつであるが、どんな道でも走行出来る走破性能を体験すると、燃費と走破性を天秤にかけた時に、走破性能に傾くユーザーは少なく無いと感じざるを得ない。
日本国内ではなんちゃって感丸出しのSUVが人気ですが、いつの日が本格的クロスカントリー車が復活する日を楽しみに待っている。
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