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HONDAが誇るタイプRとは?赤バッチ装着のレジェンド3車種を振り返る

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HONDAのタイプRと言えば、ベース車両をオフィシャルチューニングしたスポーツモデルです。ベース車両は様々で、車両によって生い立ちが異なります。今回はHONDAの赤バッチを装着したタイプRシリーズを紹介。

NSX タイプR【初タイプR

1990年〜2006年の間発売されたNSXは、当時参戦していたF1の影響もあり、世界でHONDAのアイコンとなるスポーツカーを開発したいとの経緯があり誕生した、HONDAのフラッグシップスポーツカーだった。当時の販売価格が800万円と、スポーツカーとして最も高い価格で販売されており、販売終了まで国内で最も新車価格が高いスポーツカーであった。

NSXが世界中で驚愕された理由の一つとして、オールアルミニウムボディの採用があった。この当時は市販車でオールアルミボディを採用する車は皆無であり、その高い技術は「日本の自動車技術180選」に選ばれる。開発にはF1ドライバーであるアイルトンセナや中嶋悟などがテストドライバーとして参加した事もあり、HONDAの力の入れようが感じられるエピソードでもある。

また、車製造は通常ラインでの流れ作業により、車体を組み立てていくが、NSXの場合は、エンジンからボディまで、熟練工の手作業による製造工程であった。そして、車の肝となるエンジンはV6 3リッターエンジンを採用し、このエンジンは車体後方に配置され、コーナーリングに優れたMRレイアウトが採用された。

通常のNSX自体がタイプRと呼べるほどピュアスポーツであったが、更に120kgの軽量化や、エンジンのバランス精度見直し、シートやステアリングなどの専用パーツを導入したNSXタイプRが、1992年に日本国内専売モデルと発売された。このNSXタイプRこそが、HONDAが世に出したタイプRの元祖であり、その後伝説を築きあげるキッカケとなる車種である。

販売終了から約15年経過するが、NSXには、HONDAが提案するリフレッシュプランがあり、経年劣化が進んだ当時のNSXを新車に近い状態に蘇らせてくれる。世界的にみても、HONDAクラスの自動車メーカーが、過去の販売車をリフレッシュする事は非常に珍しく、HONDANSXに対する思い入れの高さを伺える。

現在はハイブリッドシステムを搭載ひたNSXが販売されているが、価格も大幅に高くなり2000万円オーバー。管理人のNSXに対する感覚としては、初代のNSXがピュアスポーツならば、現行のNSXはスーパースポーツという位置づけで見ている。今後現行NSXがタイプRをリリースするまでは、その感覚は変わらないだろう。

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インテグラタイプR2台目タイプR

1995年に発売されたタイプRが、インテグラタイプR。先に登場したNSXタイプRのコンセプトの裾野を広げるべく、HONDAの得意とする軽量FF車で実現したモデルである。

当時のFF車の走行特性として、アンダーステア傾向にあったが、セッティングの見直しにより、ベース車両と比較して、アンダーステアを抑えた、意のままに旋回する性能と、1.8リッターエンジンでありながら、最大出力200psを発揮するチューニングが施され、その当時のF1のピストンスピードを上回るものであった。

旋回性能の高さと、立ち上がりが鋭い高出力エンジンが相まって、レーシングマシンを運転する様な感覚があった。

車の魅力は最大出力だけではないことを証明した、HONDA渾身のFFモデルと呼べる。

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シビックタイプR3台目タイプR

1997年に発売された、シビックタイプRは、シビックとして6代目であるEK9型である。

シビックと言えばHONDAの主軸となる

スポーティーグレードも有するコンパクトカーであったが、その当時のスポーツグレードである、SiRに搭載されたB16Aをチューニングした、B16Bを搭載しており、1.6リッターの排気量にも関わらず、185ps/9000rpmを発揮するレーシングエンジン並みの性能を有していた。

また、足回りにも注力しており、前後ダブルウィッシュボーンサスペンションの採用で、タイヤの接地性を高めており、レーシングマシンの様な旋回性能を発揮していた。それと同時に、ボディ剛性も向上させており、車体の安定性および、コントロール性能にも磨きをかけてきた。

この様なレーシングスペックを有する車両が、カタログモデルとして存在し、また、販売価格も手頃であったことから、高い人気を博した。

現在では、中古車市場で高値取引されており、状態の良いものであれば、当時の新車価格を超える車体も存在する。

現在では、排ガスや、安全ボディの規制もあることから、当時の仕様そのままのスペックを維持する事はできないが、現在HONDAがリリースするタイプRは、シビックのみになっており、軽快さは失ったものの、ターボエンジンの搭載により、高出力を獲得し、当時のシビックタイプRとは違ったコンセプトで、FF世界ナンバーワンを目指し開発を続けている。

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HONDA タイプRとは?

タイプRと聞いて思い描くイメージは個々により差があると思いますが、私が感じるタイプRは、HONDAのレーシングスピリットを形にするものであり、また、そのレーシングスペックを求めるユーザーが存在する事で成り立つ、双方向的な車であるといえる。

販売台数は、一般の乗用車と比較すると圧倒的に少ないが、タイプRを所有する喜びや、タイプRでしか感じることのできない性能を持ち合わせており、車の走行性能を求めるユーザーにはぴったりの車といえる。

近年車に求められる性能として、低燃費モデルやユーティリティに優れた車が人気であるが、車の運転が楽しめるスポーツカーが、少しでも人気を取り戻してくれれば、私として願ったり叶ったりである。

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car460

自身の趣味である自動車ドライブやカスタム、メンテナンスでの知識を踏まえ、自動車に関して経験してきたことや、パーツ購入を通じて得た経験を当ブログにて情報発信しております。

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