トヨタはハリアーがフルモデルチェンジを実施すると2020年4月13日に発表した。
ハリアーは1997年に発売され、当時、一世風靡したトヨタ渾身のSUVで、ハリアーの影響を受けた世界中の自動車メーカーが、後にSUVに取り組む事となるきっかけを作った、自動車史上に刻まれる名車の一つ。今回はハリアーについて紹介していきます。
ハリアーとは?
初代ハリアーは1997年に誕生したミドルサイズSUVで、今回発表された新型を含めて、4代目のハリアーとなる。
初代と2代目は日本国内ではトヨタハリアーとして、北米を中心とした海外では、レクサスRXとして販売されていました。
その当時はレクサスディーラーは存在せず、レクサスRXを愛車にするには、並行輸入車を購入する必要があったが、トヨタハリアーのエンブレムや車名プレートなどをレクサス仕様に仕上げるカスタムも流行ってました。
ハリアー以前はSUVという概念を持つユーザーは少なく、この概念を作り上げたトヨタは当時から時代を先取りする力があったんだと、今更ながらに感じます。
新型ハリアーのエクステリア(外観)は?
さて、新型ハリアーですが、自動車の良し悪しを決めるエクステリアは、洗練されたイメージを与えるクーペスタイルを採用。
フロントグリルからヘッドライトにかけて、スムーズに伸びるボディラインがスマートな印象を与えるスタイリッシュな佇まいに。
また、サイドビューもクーペスタイルを採用した事で、ボディ全体に流麗なスタイルを構築するラインが印象的。リアタイヤを収めるフェンダーはオーバーフェンダーのような張り出しがあり、ボディのワイド感が強調されて力強い。
リアビューは個性的な一文字と言える、テール&ストップランプを採用しており、見た目のインパクトが強いだけでなく、シャープさも持ち合わせており、上質なエクステリアを形成している。
初代ハリアーは「若者から大人」まで、幅広い層に人気を博してましたが、新型ハリアーは「落ち着いた若者から大人」に相応しいスタイルであり、初代のレクサス風カスタムのような、半端なカスタムを施さなくても十分にカッコよく美しいスタイルを実現している。
新型ハリアーのインテリア(内装)は?
初代ハリアーのインテリアは、当時のトヨタの高級車と遜色ない仕様てあり、見た目の若々しさに加えて、内装は高級志向だったことから、乗ってても心地の良い雰囲気を持ち合わせてました。
初代が発売されて20年以上経過してますが、未だに初代ハリアーを見かけることが多く、当時より完成されたデザインとコンセプトを持っていたと言う裏付けでもありますね。
新型ハリアーでは、馬の鞍からヒントを得たセンターコンソールと、そのサイドに展開するインテリアパネルが特徴的。
車内モニターは、12.3インチTFTワイドディスプレイを採用。スマートフォンと連携できるナビシステムや、JBL社による、高品質なオーディオシステムを採用。快適装備も充
各スイッチ類も、運転席から簡単にアクセスできる配置となっており、運転手の居住性は高いものと感じられる。
また、車内天井部にはルーフが設けられており、いい季節には開放して心地よい風を感じながらのドライブも楽しめそうだ。
インテリア全般には、高級感を演出する、レザー調素材や木目調素材などが施される。
シート形状に関しては、スポーティーさを演出したであろう、腰回りをホールドする、張り出した形状をもちながらも、腰から背中が触れる箇所には、キルティング風の縫い込みデザインになっており、高級感も演出している。
色々お伝えしているが、快適装備が充実しており、所有する優越感に浸れることは間違いないだろう。
新型ハリアーの走行性能は?
車の乗り味を決定する、ハリアーのプラットフォームには、トヨタのコンセプトである、TNGAのGA-Kを採用した。
エンジンは2リッター直列4気筒ターボのガソリン車エンジンと、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジン+モーターの2種類を展開しており、どちらのエンジンを選択しても、力強い走行性能が期待できる。
変速機はガソリン車がCVT、ハイブリッド車が電気式無段変速機。駆動レイアウトは、FF仕様と4WDを設定している。
新型ハリアーの安全性能は?
ハリアーには、トヨタの安全運転支援システムである「トヨタセーフティシステム」を採用。
アクセル、ブレーキの踏み間違いや、最新のステレオカメラとソナーセンサーを採用した事で、危険を事前に防いでくれる機能が充実している。
新型ハリアーの主要諸元は?
●4代目ハリアー ガソリン仕様 主要諸元
・全長×全幅×全高:4740×1855×1660mm
・重量:1620kg(4WDは1680)
・エンジン種類:直4 DOHC
・排気量:1986cc
・最高出力:126kW(171ps )/6600rpm
・最大トルク:207Nm(21.1kgm)/4800rpm
・トランスミッション:CVT
●4代目ハリアーハイブリッド 主要諸元
・全長×全幅×全高:4740×1855×1660mm
・重量:1710kg(4WDは1770)
・パワーユニット:直4 DOHC+モーター
・排気量:2487cc
・エンジン最高出力:131kW(178ps)/5700rpm
・エンジン最大トルク:221Nm(22.5kgm)/3600-5200rpm
・モーター最高出力:88kW(120ps)(4WDリアは40kW(54ps))
・モーター最大トルク:202Nm(20.6kgm)(4WDのリアは121Nm(12.3kgm))
・システム最高出力:160kW(218ps)(4WDは163kW(222ps)
・トランスミッション:電気式無段変速機
新型ハリアーのグレード別車両本体価格は?
新型ハリアーの価格は、最安グレードで299万円からと、先代ハリアーよりも装備が充実しており、実質値下げと捉えて良いだろう。
最上グレードとの価格差は200万ほど開きがあるが、都市型SUVの先駆者として、車離れの新世代に車を所有する喜びを感じてもらいたいものです。
トヨタ自動車は、売れる車を作ることで評価を高めてきた一面もあるが、価格にも魅力度を加えることで、これから更に自動車業界のトップランナーとして、邁進してほしいと願っています。
【2L NAガソリン車/FF】
「S」/299万円
「G」/341万円
「Gレザーパッケージ」/371万円
「Z」/393万円
「Zレザーパッケージ」/423万円
【2L NAガソリン車/4WD】
「S」/319万円
「G」/361万円
「Gレザーパッケージ」/391万円
「Z」/413万円
「Zレザーパッケージ」/443万円
【2.5ハイブリッド】
「S」/358万円
「G」/400万円
「Gレザーパッケージ」/430万円
「Z」/452万円
「Zレザーパッケージ」/482万円
「S」(※E-Four)/380万円
「Gレザーパッケージ」(E-Four)/452万円
「Z」(E-Four)/474万円
「Zレザーパッケージ」/(E-Four)504万円
新型ハリアーの発表で歴代ハリアーがお得に変える。
自動車がフルモデルチェンジすることで、歴代の中古車両価格がお得になることがあります。
新型も気になるけど、歴代後期の車両は車体として成熟している事が多く、新車購入にしてもモデル末期は価格がお得になることもあるようです。
新型欲しいけど予算が足りない場合や、旧型のスタイルが好みの人などには、ハリアーは人気車で中古車の流通台数が多いことから、中古車で低走行車両を購入することは賢い選択と言えるでしょう。
新型が発表されたこの機会に、歴代ハリアーを見直してみることも意義あることと感じます。
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