スポーツカーと言えば、走る、曲がる、止まるを鍛え上げた、走行性能を重視し、運転する喜びを提供してくれる相棒のような存在ですが、現行のスポーツカーはなかなかの高額です。そこで今回は、中古車でお得に乗り換えれる、国産2000ccスポーツカーを紹介します。
決して、最新自動車の様に、最新デバイスが使えなかったり、安全運転支援機能など皆無ではありますが、その当時の乗り味を、当時の新車価格よりもお得に楽しめるのは、スポーツカーに興味を持つ方にはありがたい環境ではないでしょうか?
それでは、おすすめの国産2000ccスポーツカーを紹介したいと思います。
トヨタ 86
トヨタ86は、スバルと共同開発した2000ccFRスポーツカーです。トヨタの伝説的FRである、AE86の後継モデルとしても話題になりましたね。
スバルの水平対抗エンジンを搭載しており、その結果低重心スタイルを実現。車体の低さは、近年発売された乗用車の中でも特に低く、運転席に座ると一気にスポーツマインドを掻き立たれるインテリアデザインになっており、今すぐにでも、ワインディングを流したくなる様な独特な雰囲気を持ちます。
また、コンパクトでスタイリッシュなボディデザインは、スポーツカー経験者、未経験者問わず、乗りやすいとの評判が高く、ノーマルの状態でサーキットに持ち込んでも楽しめる車両に仕上がっている。
エンジンパワーは200psと、スポーツカーとしては物足りなく感じる方も多い様だが、車重が1200kg台ということもあり、スペックだけでは判断出来ない、スポーティーな加速を味わえる。
グーネットの中古車相場は玉数の多さから、70〜700万円代を推移。700万円台は驚きの価格ですが、その理由はTRDのコンプリート車です。※価格相場は2020年4月現在の情報です。
過去のオーナーのドライビングによっては、ボディのヨレや、内装の損傷など、車両状態の良し悪しがハッキリしています。トヨタ86を購入する際は、実際に車両を確認した上での購入をおすすめします。
日産 シルビア S15
日産シルビアと言えば、管理人の青春時代に爆発的ヒットした、FRスポーツカーで、その当時は日産のシルビアS13と180SXとの2枚看板を誇る大人気のスポーツカーでした。
シルビア史上で最も売れたのがS13であるが、今から30年近く前に発売された車両で、さすがにスポーツカーとしては古い車になってきており、今回は、シルビアの最終モデルでもある、S15を紹介する。
S15の発売時期は、バブル崩壊後の1999年1月で、景気の悪さから、スポーツカーが敬遠され始める時期でもあり、S13と比較すると、販売台数は伸び悩んだが、年々規制が厳しくなる排ガス規制などへの対応の厳しさより2002年8月に生産終了。このように、時代のタイミングに翻弄された車ではあるが、シルビアの正常進化版として高く評価されている。
S13後継のS14のボディサイズが3ナンバーサイズとなり、この変更が不人気のきっかけとなり、S15では5ナンバーサイズに戻した。また、グレードに関しても、S13のJ's Q's K'sの様に、NAエンジンのspec.Sと、ターボエンジンのspec.Rを設けており、spec.Sは直列4気筒2.0L NAエンジン、spec.Rは直列4気筒2.0L ターボエンジンとなる。
グーネットの中古車流通は玉数の少なさから、50〜400万円代を推移。
※価格相場は2020年4月現在の情報です。
シルビアS15に関しても、スポーツかーであるため、車両によっては状態の悪い物もある可能性がありますので、購入検討の際は、実際に車両を確認した上での購入をおすすめします。
ホンダ アコードユーロR CL7
ホンダからは、スポーツセダンとして、評価の高いアコードユーロR CL7を紹介。アコードユーロR CL7のエンジンは、シビックタイプRや、インテグラタイプRに搭載された、K20Aを搭載しており、最大出力は220psを発揮。
アコードユーロR CL7のエンジンには、バランサーが搭載されており、タイプRのエンジンとしては、比較的滑らかで、メカニカルノイズも少なく、これこそがスポーツセダンと言える、ジェントルなエンジンに仕上がってますが、ひとたびアクセルを煽ると、高回転域でのエンジン音が官能的で、心地いいタイプRサウンドを満喫できる。
また、足回りにもこだわりを見せており、前輪ダブルウィッシュボーン、後輪マルチリンクを搭載しており、その乗り心地は、滑らかで心地よい旋回性能が秀逸である。
タイプRは刺激的な乗り心地が基準となる車両ですが、ユーロRは、ワインディングや、ツーリングなど、落ち着きと強さの二面性を持つ、知る人ぞ知る名車の一つである。
グーネットの中古車登録数は56台と少なく、価格相場30〜200万円代を推移。
※価格相場は2020年4月現在の情報です。
アコードユーロRは、スポーツセダンのジャンルであるために、スポーツカーと比較すると、状態の良い車両が残ってますが、玉数も多くはないため、購入検討の際は、実際に車両を確認した上での購入をおすすめします。
スバル WRX STI
スバルWRXと言えば、1990年代にインプレッサでWRCを連覇するなど、輝かしい歴史を継承するスバルのAWD車。2019年には、レガシー、インプレッサ、WRXなど、スバルの名車に搭載されたスバルの名機EJ20が生産終了になり、一時代の幕引きとなりました。
今回紹介するWRXは、元々インプレッサのスポーツモデルに付けられたグレード名であったが、2014年にWRXとして北米国際オートショーにて発表。
名機EJ20の搭載は変わらずだが、エンジンの熟成とともに、スバルレヴォーグと共通のプラットフォームを採用しており、先代のWRX STIと比較すると、ねじり剛性40%以上、曲げ剛性30%以上、フロントトレッド剛性14%、リアトレッド剛性38%も向上しており、大幅なアップデートにより、更にハードなシーンでも安定した乗り心地を確保している。
後継車には新しいエンジンを採用するとの事で、誠意開発中であるが、名機EJ20を超えるエンジンを期待したいところです。
グーネットの中古車相場は170万から600万円代で流通していますが、600万円台の車両は、EJ20のファイナルエディションとなっており、今後のプレミア価格は必至かもしれません。※価格相場は2020年4月現在の情報です。
スポーツセダンとして、圧倒的な人気を持つWRXは、2014年以降の車両であれば、玉数も豊富ですので、選択肢は多い車両といえます。ただし、購入検討の際は、実車を確認した上での購入をおすすめします。
マツダ RX-8
マツダといえばロータリーエンジンを思い浮かべる方は少なくないと思いますが、今回は2020年現在、マツダとしての最後のロータリーエンジン搭載車である、RX-8を紹介します。
先代のRX-7の爆発的人気により、RX-8にとっては不遇の立場となりましたが、走り屋に愛されたRX-7と比較して、状態の良い車両も多いようですし、あまり人気もなかったことから、中古車相場はそこまで高騰してないのも魅力のひとつ。
RX-8の特徴としては、前後のドアが観音開きになっており、スポーティなクーペデザインを醸し出しながらも、ギリギリ4名乗車可能なところがおすすめ。
スポーツカーを選ぶ方の多くは、乗車人数を気にしない方が多いと思いますが、いざという時に4人乗れるキャパシティは、スポーツカーでありながらも懐の広さを感じられます。
また、車両の内外装デザインには、ロータリーエンジンの構造を想像させる意匠が施されており遊び心も満載。
肝心のロータリーエンジンは、654ccのツインローターを採用しており、最大出力は250ps、最大トルクは22kgf・mと、十分なスペックを誇る。
足回りも、前輪ダブルウィッシュボーン、後輪マルチリンクと、乗り心地や路面追従性を追求したセッティングとなっており、マイルドでありながら、切れ味の良い走行性能を有する。
2013年には排ガス規制により、ロータリーエンジンが途絶えているが、近年のマツダはスカイアクティブエンジンなどを筆頭に、エンジン屋としての実力を発揮しており、近い将来新しいロータリーエンジンが復活する事を切に願う。
グーネットの中古車相場は10万円から300万円台を推移。※価格相場は2020年4月現在の情報です。
ロータリーエンジン搭載車の最終モデルとなる、RX-8は450台以上が中古車として流通しており、価格にも大きな差があるため、購入検討の際は、実車を確認した上での購入をおすすめします。
三菱 ランサーエボリューションX
ランサーエボリューションXは三菱自動車がリリースした2リッター直4エンジン搭載車両で、ランサーエボリューションシリーズとしては最後の車両となる。
ランサーエボリューションXの最大の特徴といえば、成熟を極めた4G63エンジン。このエンジンは初代のランサーエボリューションから採用されており、代を重ねる事にエンジンパワー、トルクなどが向上しており、ランサーエボリューションXの最大出力は300ps、最大トルクは43.0kg・mと、2リッターエンジンとしては、当時最高レベルのパワーを発揮していた。
先述した、スバルインプレッサと1990年代のWRCにて凌ぎを削る好敵手であり、お互いの存在があったからこそ、お互いのエンジンが熟成されたといっても過言ではない。
また、最終モデルとして、2015年に発売された、ランサーエボリューション ファイナルは、最大出力を313ps、最大トルクは43.7kg・mと微増させており、これは、形式としては古いエンジンを極限まで煮詰めた結果と言えるでしょう。このモデルは1000台の限定販売で、瞬く間に完売となった、最後のスペシャルモデルであった。
グーネットの中古車相場では90万円から700万円台を推移。700万円台で販売されているのは、ランサーエボリューションファイナルエディション。人気の裏付けか、中古相場も高値で変動が少ない様子。※価格相場は2020年4月現在の情報です。
ランサーエボリューションXがリリースされた時代は、熱狂的な走り屋だけでなく、ランエボを楽しみたいライトユーザーも多く、状態の良い車両が多く残っているので、おすすめできるハイパフォーマンスモデルと言える。
国産アンダー2000ccスポーツカー6選のまとめ
いかがでしたか?国産アンダー2000ccモデルの中古車市場は、魅力的な車両が多く、現在のような居住性や乗り心地、燃費を基準にした車よりも、魅力的な要素が沢山詰まっており、ドライビングスキルの上達や、車の基本的な動きを学ぶのであれば、今回紹介した車両はオススメできる物ばかりです。
一度しかない人生、自身が憧れたスポーツモデルをお得に中古市場で探すのも楽しいでしょうね。皆さんのカーライフが素晴らしいものになるよう願っております。今回も記事を読んでいただきありがとうございます。
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管理人が所有したアコードユーロRを、中古車一括査定で高値売却した体験談の記事もありますので、お時間ある方はぜひ一読ください。
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