日本最強で最高のコメディアン、志村けんさんが、コロナウイルスの感染症が原因となり、2020年3月29日にお亡くなりになった。
このニュースは、日本全国民を悲しみの淵に追い込んだが、志村けんさんが亡くなった事により、コロナウイルスの脅威を知らしめるきっかけとなる、悲しいニュースだった。
志村けんさんと言えば、お酒と女性をこよなく愛する人として有名であったが故に、志村けんさんの話題をスクープしようとする芸能記者は、志村けんさんが夜の街にくりだす際には、運転手付きのロールスロイスファントムで繁華街に出没する事を知っており、志村けんさんを追跡する際の目印の様な存在の車であったという。
志村けんさんのロールスロイスファントムは誰が購入したの?
志村けんさんの愛車であるロールスロイスファントムであるが、志村けんさんがお亡くなりになった事で、新しいオーナーの元へ旅立つ準備中との事。
志村けんさんの愛車であるロールスロイスファントムの販売のお手伝いをする事となったのは、愛媛県のカーチューニングショップ株式会社Princeさん。
株式会社Princeによると、志村けんさん本人が使用してきた車である事は間違いない様で、志村けんさんの会社名と本名が記載された車検証と、実際のロールスロイスファントムの写真をアップしていました。
なぜ、株式会社Princeさんが、志村けんさんのロールスロイスファントムを販売する事になったのか?誰が志村けんさんのロールスロイスファントムを購入したのかを調べて見たところ、志村さんの親族より売却の相談があり、その後西日本地域に住む志村けんさんのファンが購入する事になったようです。
中古市場価格で1000万円が相場とのことですが、志村けんさん所有歴があることでプレミア価格にて売却されたとの情報も飛び交ってました。
売却金額の使い道としては、志村けんさんの付き人に対する退職金として支払われるとのことで、志村家の利他精神を感じずにはいられません。
志村けんさん所有の証拠となる車検証や車体の写真
2020年5月11日現在、TwitterやInstagramの情報は削除されてますが、以下の様に情報を発信していた様です。
【志村けんさんの愛車・・・受け継ぎ人募集】
日本中から愛された志村けんさんの急逝には誰もが大きなショックと悲しみを受けました。
PRINCEは志村さんの愛車の販売をお手伝いさせて頂くことになりました。
詳細はワタクシまでご連絡ください。https://t.co/dJzF1pn9tn pic.twitter.com/q9AbhwKyca
— オージ@PRINCE (@prince_racing) May 6, 2020
※現在は投稿が削除されています。
ロールス・ロイス・ファントムとは?
ロールスロイスファントムは、言わずと知れた、英国にルーツを持つロールスロイス社が製造販売する、セレブリティ御用達の自動車メーカーである。
ロールスロイスは1906年に創業しているが、現在では1973年に設立した、航空機エンジンや、船舶関連機械を製造するロールス・ロイス・ホールディングスと、ドイツのBMWが1998年に設立したロールス・ロイスの乗用車を製造・販売する、ロールス・ロイス・モーター・カーズに分かれており、志村けんさんの愛車ロールスロイスファントムは、後者のロールス・ロイス・モーター・カーズがリリースした車である。
先に紹介した車検証の原動機(エンジン)形式を見ると、N73B68Aと記載されている事が確認できるが、この形式はBMWの第3世代エンジンであるN73B60Aのアップデート版であり、この表記がロールスロイスがBMW社の傘下である匂いを残している。
ロールスロイスファントムの価格は?
ロールスロイスファントムの新車市場価格は5500〜6500万円、中古市場価格で888〜7300万円で取引されている超高級車ですが、前オーナーが志村けんさんとなると、更に価値の高い物になりそうですね。
ロールス・ロイス・ファントムを愛車にした有名人
ロールス・ロイス・ファントムを愛車にできる人は、価格や存在感を見れば、一部の人に限られるセレブリティカーです。実際の製造台数も限られており、買いたいから買えるような車では無いのも事実です。ここからは、ロールス・ロイス・ファントムを愛車にした有名人を紹介したいと思います。
北野武(ビートたけし)さん
志村けんと同時代を駆け抜けてきた、北野武(ビートたけし)さんは、自動車コレクターとしても知られており、数多くの高級車やスーパーカーを所有している。
彼のコレクションを挙げるとキリがないが、フェラーリ、ブガッティ、ランボルギーニ、メルセデスベンツ、ポルシェなど、憧れのメーカーの車を愛してきた。
清原和博さん
高校野球で有名なPL学園の主砲を務めた後、プロ野球選手となり輝かしい戦歴を残してきましたが、引退後に覚醒剤取締法違反の罪にて逮捕された経歴をもつ清原和博さんも、ロールスロイスファントムを愛車としてきました。
大切に乗っていたとの事で、こだわりのカスタムを施した車両だったようです。
NIGOさん
裏原宿から世界中が憧れるファッション発信した、A BATHING APE®の創業者であるNIGOさんも、ロールスロイスファントムを愛車としてきた。
彼のロールスロイスファントムは、彼がデザインした猿のモチーフがラッピングされた物であり、その雰囲気はとにかく派手!存在自体が凄まじい迫力をもつロールスロイスファントムを、更に凄まじいものに仕上げる遊び心は、流石NIGOさんと言える。
与沢翼さん
秒で億稼ぐ男として、人気と批判を繰り返した、情報商材のスペシャリストである与沢翼さんも、ロールスロイスファントムを愛車にしていた。
購入時は20代だった事から、凄いお金持ちが現れたとメディアに引っ張りだこでした。
その後破産してロールスロイスも手放し、投資関連の事業を続けているようですが、そう遠くない未来にロールスロイスファントムを購入する可能性は否定できません。