軽自動車は日本独自規格で、税金面も他の車と比較しても割安になっており、1998年10月の道路運送車両法改定の際に、車体規格が大きくなった事で、ファミリーや単身にも人気の高い自動車ひとつです。
法律改定前は軽自動車の名前の通り、非常にコンパクトな車体であったが、安全性向上のために、一回りサイズアップした事で、従来の軽自動車よりも安全性の向上や居住空間の拡大、優れたデザインを持つ軽自動車の増加により、日本国内で高い支持率を持っています。
そんな日本独自の軽自動車ですが、N-BOXなどの箱型車や、コペンのようなオープンスポーツカーなど様々な軽自動車カテゴリーが存在することで、オーナーが求めるタイヤ像も、静粛性、燃費性、走行性、価格など幅広くなっており「今おすすめできるタイヤ」をご紹介したいと思います。
軽自動車におすすめ 価格が安いタイヤ
とにかくタイヤ代を抑えたいが、基本的性能や耐久性を妥協したくない方におすすめできる、軽自動車タイヤの紹介です。
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N blue ECO SH01 【ROAD STONE】
いわゆるエコタイヤに分類されるN blue ECO SH01は排水性を安定させるために、
細かなトレッドデザインになっており、ウエット時の安定性やブレーキング性を実現。
エコタイヤだけあり、燃費性能にも注力した、
日本の自動車事情や軽自動車にもマッチする、お得な格安タイヤです。
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155/65R13 73T 3,140円(1本)※2019年12月現在価格
軽自動車装着ユーザーの口コミ
コスパは最高ですが、ノイズが厳しいタイヤの印象です。
高速道路では雑音が激しく、以前装着したエコピアと比較すると静粛性では太刀打ちできないですね。
私自身地方の田舎が主となる行動範囲ですので、日常使いでは満足できるレベルかな。
ROAD STONEとは?
韓国のタイヤ最大手であるネクセンのセカンドブランド。
タイヤセールスをヨーロッパメインで販売しており、
ヨーロッパのタイヤ規格であるETRTOをパスした信頼のタイヤブランドです。
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OUTRUN M-1 【momo】
転がり抵抗を抑えた低燃費を意識したタイヤであり、イタリアブランドのmomoが発信する小型車両向けタイヤです。
トレッド面に深彫された縦溝が、雨天時の排水能力を高めており、ウエット時の走行も安定した性能を発揮します。
サイズ展開も13〜15インチ展開となっており、軽自動車ユーザーには希望サイズが見つかりやすいですね。
155/65R13 73T 3,440円(1本)※2019年12月現在価格
軽自動車装着ユーザーの口コミ
バモスホビオに装着しています。慣らし時は路面との接地感がフワフワした感じがありましたが、一皮剥けた後からは接地感も安定してきました。
空気圧高めが好みの為タイヤの摩耗が激しいのか、ライフとしては少し短いと感じるところです。
適正空気圧ならば、ライフも長くなるかもしれませんね。
momoとは?
ステアリングで超有名な、イタリアン自動車パーツメーカーのmomoが手がけるタイヤは、レースのフィードバックによって、高性能と安全性を高めながらも、タイヤのデザインにもこだわりを見せており、世界中にファンを持つタイヤブランドでもあります。
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ZT1000 【ZEETEX】
耐久性に注力したZT1000は、グリップや乗り心地などは平均的なレベルにあるが、この点を気にしないのであれば、耐久性に優れている為に、ロングライフのタイヤと言えます。
タイヤに求めるものが耐久性一択であれば1650円(20196月現在時と、大変お手頃な価格で販売されており、コストパフォーマンスにも優れた軽自動車対応のスタンダードタイヤです。
155/55R14 72V 2,730円(1本)※2019年12月現在価格
軽自動車装着ユーザーの口コミ
ワゴンRのタイヤが摩耗し、丁度買い換えるタイミングに差し掛かり、出来る限り安いタイヤをネット検索したところ、ZT1000の事を知りました。
良いも悪いも沢山の評価がありましたが、第一にタイヤ価格が安かった事に魅力を感じました。
乗ってる車自体が走行性能や快適性を求める車ではないので、装着後のネガティヴ要因は感じませんでした。
現在16000km走行しましたが、5分山残ってますので、30000kmくらいは楽々もってくれそうです。
ZEETEXとは?
中東ドバイ生まれのZEETEXは、2005年に設立したタイヤブランドであり、ドバイ大手のタイヤ販売店である、ZAFCOの傘下にあります。
設立してからの歴史は浅いですが、現在ではアメリカ、ロシア、ブラジル、タイなどに拠点を設け、世界85カ国にて販売しています。
歴史が浅いのに、タイヤブランドとして拡大を進めてこれたのは、顧客の満足度を高める為の研究に力を入れており、価格以上の価値を提供してきた実績が大きな理由の一つでもある。
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軽自動車におすすめ 乗り心地重視タイヤ
居住性を重視する軽自動車も多くなりましたが、タイヤノイズはスッキリしないですよね。ここからは低ノイズ、乗り心地重視のタイヤ紹介です。
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HF201 【HIFLY TIRES】
HF201は、乗り心地や静粛性にフォーカスしたタイヤです。
HIFLY独自設計のタイヤパターンを採用した事で、ノイズの低減や転がり抵抗の低減により、耐久性と乗り心地を向上させてます。
特に背の高い軽自動車にはおすすめで、サイドウォールの高剛性により、車体のふらつきを抑える効果もあります。
145/70R12 69T 2,640円(1本)※2019年12月現在価格
軽自動車装着ユーザーの口コミ
2年で5万キロ走りましたが、走行中に不安を感じる事はありませんでした。
初めてHF201を装着しましたが、価格が安いのにこの品質は絶対に買いですね。
コスパも高く、軽自動車の運動性能を考えるとバランスの良いタイヤで、現在タイヤ選びで迷われてる方には、一度装着してみる事をお勧めします。
HIFLYとは?
普通乗用車、軽自動車、バス、トラックなど、幅広いラインナップをもっており、アメリカをはじめ、ヨーロッパや日本などで販売実績を持つタイヤメーカーです。
全てのタイヤにおいて、アメリカのタイヤ認定規格「DOT」の認証を得るなど、その品質は確かなものである。
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Rivera Pro2 【RADAR TIRES】
Rivera Pro2はシンガポールのタイヤブランドRADAR TIRESの商品。
中央のストレートリブにより、操舵性が高く、長距離走行にも対応した非対称のトレッドデザインと特殊コンパウンドにより、静粛性がアップ。
乗り心地にこだわりのあるユーザーにはおすすめできる軽自動車用タイヤと言えます。
155/65R13 73T 2,740円(1本)※2019年12月現在価格
軽自動車装着ユーザーの口コミ
タイヤ交換するって事は、タイヤが寿命を迎えた事で、そのタイヤの性能自体は最低レベルにある状態です。そんな中、アジアン格安タイヤに履き替えたとしても、寿命目前のタイヤと走行性能を比較しても、比較できるものではありません。
実際にRivera Pro2に交換した直後は、レビューの様な高評価を与える事は出来ませんでしたが、慣らし終了後には、静粛性が増してきて、快適な走行環境に変化しました。
当方軽自動車乗りですので、静粛性を期待するのが間違いかもしれませんが、
あまりにも静かになった事で、ハブベアリングの異音に気付いたことが、タイヤの静粛性を裏付ける事となりました。
皆さんもアジアンタイヤというメジャータイヤの劣化版の印象は捨ててもらい、自身の好みにてタイヤ交換することを願います。
RADAR TIRESとは?
シンガポール発の世界的タイヤメーカー。
コストパフォーマンスに優れたタイヤ製品は、軽自動車からオフロードタイヤまで製造しており、モータースポーツシーンでも活躍中。
2013年以降は、オフロードレースにて、12勝を挙げるなど、実績の多いタイヤブランドであります。
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軽自動車におすすめ スポーツタイヤ
近年、軽自動車スポーツのが人気を取り戻しており、アルトワークスやs660など話題の軽自動車も多く見かける様になりました。
とはいえ、普通の軽自動車でもスポーティを味わう事ができますし、味わっていただきたいです。ここからはおすすめ軽自動車スポーツタイヤを紹介します。
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ATR-K SPORT 【ATR radial】
スクエア形状のショルダーによってグリップ力の向上を実現した軽自動車用スポーツタイヤ。ジムカーナや軽自動車レース参戦のユーザーにも人気が高く、その理由のひとつが、日常使いでも満足できる乗り心地を実現。バランスの取れたスポーツラジアルタイヤです。
165/50R15 73V 5,520円(1本)※2019年12月現在価格
軽自動車装着ユーザーの口コミ
コペンのスポーツ走行用として購入。
感想としては噂通りのドライグリップに正直驚きました。
慣らし中からグリップの感覚がわかり、突然のグリップ抜けなど皆無。
以前装着していたエスドライブと比較しても、ドライグリップはATR-Kの方が1枚上手ですね。
耐久性はコンパウンドが柔らかいので期待できないと思いますが、国内メーカータイヤならこの価格では購入できません。走行性能もコスパも高くおすすめできるタイヤです。
ATR radialとは?
世界のモータースポーツシーンで高いパフォーマンスを発揮する、インドネシアのタイヤメーカー。ドリフト使いから一般使いまで対応できるラインナップは世界100カ国以上で支持されるグローバルタイヤメーカー。
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AR-1 【NANKANG】
サーキット走行に注力したドライグリップを突き詰めたハイグリップタイヤ。
ハードな走行に耐えれる様、トレッド、ショルダーの剛性を強化した事で、高い旋回性能も併せ持ちます。
日常使いを求めると少々無理のあり、タイヤノイズや乗り心地の硬さなどが
同乗者の批判をもらうかもしれません。
165/55R15 75V(TREAD80) 7,200円(1本)※2019年12月現在価格
軽自動車装着ユーザーの口コミ
サーキット走行用に装着しましたが、従来のタイムより1秒も短縮。
この価格でタイム短縮が実現するなら安い買い物です。
静粛性は正直悪いので、街乗りには厳しいタイヤかと。
タイム短縮の目的が明確であれば、装着する意味があるんじゃないでしょうか。
私にとってはマッチするタイヤでした。
NANKANGとは?
台湾で最も歴史があるタイヤメーカー。世界180カ国に流通網を持つナンカンは、優秀なタイヤに与えられる国際的な賞を数多く受賞するなど、高い評価を持つタイヤメーカーです。
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軽自動車におすすめ!タイヤの選び方
今回は軽自動車用のおススメタイヤとして、7銘柄を紹介しましたが、タイヤ選びは何と言っても、自身の走行環境に合わせたものを選択することをおすすめします。
極端な例ですが、アスファルト上しか走行しないのに、オフロードタイヤを装着するのは、タイヤが持つ本来の性能を発揮できません。
なので、ご自身の使い方をしっかりと把握する事で、おすすめの軽自動車タイヤに出会える可能性も増えますし、タイヤの費用面でもお得になります。
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