LEDヘッドライトは純正採用の機会も増えており、ハロゲンバルブ装着車の方はLEDヘッドライトに興味を持つ方が多いようです。
点灯後一瞬で最大光量。明るさにキレがあり車のカスタムパーツとしても人気が高いですね。
今回紹介するLEDフォグランプ H8型を製造するメーカー3社は、車検対応のLEDフォグランプを製造する日本メーカーだから製品レベルが高いのも特徴。
各メーカーのH8型LEDフォグランプの特徴を紹介する前に、簡単にH8型LEDフォグランプはどの様な物か?を紹介します。
H8型とは?
H8型とはヘッドライトの規格の一つで、「H」とはハロゲンの意味「8」とは形やサイズを表しています。
バルブ定格出力は「12V 35W」で車のフォグランプに装着されることがほとんどで、軽自動車に装着されていることが多いです。
取り付けが簡単だからDIYとしてチャレンジするにはオススメのバルブ規格です。
H8とH11、H9、H16の取り付け口の形状が似ているが、ハロゲンバルブの場合は口金やガラス管のサイズが異なり規格同士でしか取り付けることができないが、LEDの場合は互換性があるものも存在します。
また、ライトの色を切り替えることが可能な2色フォグランプも人気が高く、雰囲気や気分に合わせて切り替えを楽しめることも可能です。
愛車のバルブ規格の適合を調べよう!
フォグランプをLEDに交換する際は、愛車のバルブ規格を知ることが大事です。
フォグランプの形状を知るには、愛車のマニュアルやLEDバルブメーカーが発行する適合表を確認することで、愛車のバルブ形状がわかります。
必ず適合を確認して、愛車にあうフォグランプバルブの規格を確認しましょう。
日本ライティング H8フォグランプ 車とバイクの車種別適合表
LEDヘッドライトのメリットとデメリット
LEDヘッドライトバルブのアフターパーツによっては、劣悪な商品や車検に通らない海外製や粗悪品などが、オークションなどで格安販売されていました。
しかし、LEDヘッドライトバルブの純正採用が普及し始めたことにより、高性能で車検対応の国内メーカーのサードパーティー製も普及しており、手軽にハロゲンからLEDに交換することが可能になりました。
しかし、LEDバルブを装着したことがない方にとっては「ハロゲン・HID・LED」どれを選べば良いか解りにくいと思います。
ということで、LEDヘッドライトの「メリット・デメリット」を以下にまとめてみました。
LEDヘッドライトのメリット
- 消費電力少なく・寿命は長い
消費電力はハロゲンの約3分の1、寿命は「ハロゲン:約1000時間」「HID:約2000時間」「LED:約30000時間」とLEDバルブが圧倒的。 - ハロゲンよりも照射能力が高い
LEDは光が直線的に広がるので、前方視界がハロゲンバルブと比較しても良好です。 - 点灯の瞬間から最大光量を発揮
LEDは点灯した瞬間から最も明るい光を照射します。明るさが強いHIDよりもスピーディーに最大光量を発揮します。 - 熱くなりにくい
LEDはハロゲンやHIDよりも発熱量が少ないため、熱による車両の影響が少ないです。 - 手軽に交換できる
H4ハロゲンバルブはバルブを車両側のカプラーに差し込むだけの作業で交換できますが、LEDバルブも小型化が進みハロゲンバルブと同様カプラーに差し込むだけだから簡単に交換可能です。ちなみにHIDの場合は電力を調整する安定器などバルブ以外の部品も設置する必要があり、LEDやハロゲンの様に交換が簡単ではありません。 - LEDは構成する部品の量が少ない
LEDはHIDと比較してパーツが少ないため販売価格や重量の面で有利 - 光の色が白色やハロゲン色もラインナップ
LEDは光色バリエーションがあるので、車の雰囲気に合わせて選ぶことができる。旧車にLEDを装着するなら真っ白よりも温かみのあるハロゲン色の方が似合うと感じます。
LEDヘッドライトのデメリット
- 最強の明るさはHID
消費電力によりますが、最強の明るさで言えばHIDの方が優秀です。HIDには35Wと55Wがありますが、35WのHIDとLEDを比較するとLEDの方が明るいです。しかし、55WのHIDとLEDを比較すると明るさはHIDに軍配が上がります。現在はHIDよりもLEDの方が純正採用されるケースも多いため、近い将来LEDの方が明るくなる可能性は高いです。 - 発熱が弱いため雪道走行が苦手
発熱量が少ないことは消費電力や車両のダメージが軽減されるメリットもありますが、冬季シーズンは雪がヘッドライト本体へ付着するので、雪を溶かす目的も兼ねてハロゲンバルブを採用するユーザーも多い。 - 暗く感じる事がある
LEDヘッドライトの光は青みが強く、赤みが少ないことから、色温度のにより見た感じが暗く感じることがある。
LEDヘッドライト H8型 おすすめ国産メーカー比較
fcl.(エフシーエル) H8
商品の殆どを中国で製造していますが、fcl.独自の品質管理により低価格で高性能のLEDバルブを提供しています。
fcl.は、日本最大の自動車SNS「みんカラ」ではパーツオブザイヤー2020上半期大賞を受賞。
楽天市場の口コミレビューも4.55点(2020年10月30日時点)の高評価。
また、ヤフオクの総取引数12000件以上のうち、99.8%のユーザーが「非常に良い」と評価。
多くのユーザーに支持されるヘッドライトバルブメーカーです。
販売価格 | 13,400円(税込) |
月間コスト(価格÷保証ヶ月) | 1ヶ月あたり 1,116円 |
保証期間 | 購入日より1年 |
製造国 | 中国 |
消費電力 | 28W |
ルーメン(明るさ) | ホワイト、ハロゲン色(4,800lm)イエロー(4,200lm)(バルブ2本分の値) |
ケルビン(色温度) | ホワイト(6000K相当)ハロゲン色(3500K相当)イエロー(3000K相当) |
販売価格 | 9,800円(税込) |
月間コスト(価格÷保証ヶ月) | 1ヶ月あたり 816円 |
保証期間 | 購入日より1年 |
製造国 | 中国 |
消費電力 | 28W |
ルーメン(明るさ) | 3600lm(バルブ2本分の値) |
fcl.(エフシーエル) H8 装着ユーザーの口コミ評判
fcl.(エフシーエル)のLEDフォグランプH8型を装着したユーザーの口コミ評判を調べてみました。
良い口コミ評判
とても早く到着し、大変助かりました!
付けるのも簡単でしたし、何より明るい!
いつもHID頼む時は、fclにしてます!
耐久性もあるし、明るいし…
言う事ないです!
引用元:https://review.rakuten.co.jp/
良くない口コミ評判
29年式ノ-トX4WDに取り付けました、プロジェクタ-ヘッドライトになってる為外からバルブの位置が解らず、初め角度も気にせずそのまま取り付けた所、光が広がってまともに前方を照らさない、取説見て角度調整を左右何度も繰り返しました。角度調整でー45° 0° 45° 90°と溝に合わせるのですが凸の位置が解らず調整しずらい、印が有ると良いです。今は満足な状態に成りましたが、調整に2週間位係り始め面倒くさいLEDバルブと思いました。
引用元:https://www.amazon.co.jp/
日本ライティング H8
日本ライティングは、メイドインジャパンの強みを活かしたLEDバルブを製造しています。
何と言っても原材料の品質からこだわっており、主となるアルミ材も無垢材から削り出して製造。
熱伝導率を向上させることで明るさの品質や寿命の向上を実現しています。
品質管理も徹底しており、X線検査、出荷前の2時間点灯検査、点灯検査後の温度検査、耐震検査なども実施。
このように日本ライティングでは品質に拘った商品を作り続けたことで、2017年から各自動車メーカーのディーラーオプションとして取扱いもスタート。
通常は自社メーカーのLEDヘッドライトをオプションとして取り扱うので、アフターパーツメーカーのヘッドライトバルブを販売することはほぼ有りえないのですが、品質と価格のバランスが良いことから多くのメーカーに採用されるLEDバルブメーカーです。
販売価格 | 19,800円(税込) |
月間コスト(価格÷保証ヶ月) | 1ヶ月あたり 825円 |
保証期間 | 購入日より2年 |
製造国 | 日本 |
消費電力 | 22W |
ルーメン(明るさ) | 5000lm(バルブ2本分の値) |
ケルビン(色温度) | 6000K / 6500K |
販売価格 | 24,360円(税込) |
月間コスト(価格÷保証ヶ月) | 1ヶ月あたり 1,015円 |
保証期間 | 購入日より2年 |
製造国 | 日本 |
消費電力 | 22W |
ルーメン(明るさ) | ・ホワイト:3800lm / イエロー:3200lm(2本分の値) ・ホワイト:3800lm / ハロゲン:3800lm(2本分の値) ・ハロゲン:3800lm / イエロー:3200lm(2本分の値) |
ケルビン(色温度) | ・ホワイト:6000K / イエロー:2600K ・ホワイト:6000K / ハロゲン:4000K ・ハロゲン:4000K / イエロー:2600K |
日本ライティング H8 装着ユーザーの口コミ評判
日本ライティングのLEDフォグランプH8型を装着したユーザーの口コミ評判を調べてみました。
良い口コミ評判
PHILIPSの旧製品からの入れ替えでした。ヒートシンクが一体なので多少、取り付けに手こずりましたが無事点灯しましたが光軸が少しずれたので修理工場で調整してもらいました。(車検も問題ないとのことでした)ハイビームがPHILIPSの旧製品よりよく見えます。ロービームは若干白さが減ったようですがケルビンが6200Kから6000Kになったので許容範囲です。カットラインもしっかりでています(取り付け車種 マーチ)
引用元:https://www.amazon.co.jp/
良くない口コミ評判
ロービームが暗いです。雨の降る夜はとてもじゃないけど、運転できない!暗いです。
引用元:https://www.amazon.co.jp/
Sphere-Light(スフィアライト)H8
Sphere-LightもメイドインジャパンのLEDヘッドライトを販売しており、製品寿命は50,000時間の耐久性をもち保証は2年保証。
また、Sphere-Light独自のアシストハイビーム機能(ハイビーム時の手前の暗さを補助灯で補う)を搭載しているので、ハイビーム時の安心感が高いと評判です。
2021年6月までは保証期間3年でしたが、以降2年に短縮されたことにより価格が大幅に値下げされ、H4型のLEDの場合、価格変更前は28380円だったのが17800円と1万円以上も値下げしています。
販売価格 | 14,800円(税込) |
月間コスト(価格÷保証ヶ月) | 1ヶ月あたり 616円 |
保証期間 | 購入日より2年 |
製造国 | 日本 |
消費電力 | 16W |
ルーメン(明るさ) | 4800lm(バルブ2本分) |
ケルビン(色温度) | 3000K(イエロー)/ 6000K(ホワイト) |
販売価格 | 18,700円(税込) |
月間コスト(価格÷保証ヶ月) | 1ヶ月あたり 779円 |
保証期間 | 購入日より2年 |
製造国 | 日本 |
消費電力 | 16W |
ルーメン(明るさ) | 4800lm(バルブ2本分) |
ケルビン(色温度) | 切り替え 3000K(イエロー)/ 6000K(ホワイト) |
Sphere-Light(スフィアライト)H8 装着ユーザーの口コミ評判
Sphere-Light(スフィアライト)LEDフォグランプH8型を装着したユーザーの口コミ評判を調べてみました。
良い口コミ評判
性能(明るさ・配光・スペースユーティリティ・作業性)抜群で断然お勧めの逸品です。特に自分の車両のリフレクタとの相性が良かったので、抜群の性能だと思いました。国産と言うのも購入理由ですが、設計の木目の細かさはさすがです。
引用元:https://www.amazon.co.jp/
良くない口コミ評判
色温度は良いが 明るさはもう少しほしい ロウビームの上部カットももう少しクリヤーなら良い
引用元:https://www.amazon.co.jp/
LEDヘッドライト H8型 日本メーカー3選のまとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
管理人の愛車はハイビームとフォグランプをスフィアライトのLEDに変更しましたが、機能性、ファッション性ともに満足する内容でした。
商品の個体差や車側の取り付けの問題もありますが、適合する車種であればほとんどのケースで簡単に取り付け可能です。
管理人の場合は適合がない車両だったため少し加工が必要でしたが、そのような取り付けにおいても3年以上は経過してますが問題なく点灯しています。
今回紹介した3メーカーともに保証期間も設けてますので、不良品の場合は交換対応も受け付けてるので安心です。
下記リンクは管理人の愛車にスフィアライトのハイビーム用LEDバルブを装着した体験談となっていますので、興味ある方は是非ご一読下さい。
長文駄文にも関わらず、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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