安くて良いタイヤとひと口に言っても、どれを選ぶか悩んでしまいそうですね。ブリヂストンやミシュランなど、メジャータイヤメーカーが良いタイヤと解っていても、タイヤの値段が10000円でも5000円でも安くなればと思いの方沢山いらっしゃると思います。
という事で、今回はタイヤが安く性能の良いタイヤメーカー、すなわちコスパの高いタイヤメーカーを紹介します。
何故輸入タイヤは安いのか?
タイヤが安すぎても逆に不安になりますよね。海外タイヤメーカーの品質管理が雑だから安いのか?材料の質が低いから安いのか?安いタイヤを購入する前には、少なからず不安がつきものです。
安いには理由がある
輸入タイヤが安い理由を簡単に説明したいと思います。
まず、日本のタイヤが何故高いのか?日本のタイヤは低燃費タイヤとか、雨に強いタイヤとか、「何か」が強いタイヤが豊富。
タイヤは世界中で必要とされているのに、日本市場に合わせたタイヤ開発をしているため、コストが高くなり販売価格に反映されています。
じゃあ輸入タイヤはどうなのか?グローバル展開ベースで開発してるので、特定の地域に合わせた開発コストを掛けなくて済みます。この開発コストが価格差に反映されているんです。
同じ銘柄でも製造国で価格差がある
管理人が過去に装着したことのある、ブリヂストンポテンザs001を例にあげると、同じものに関わらず、国内製造品とハンガリー製造品では倍近い価格差がありました。
これはポテンザs001を求める需要差であり、ハンガリー製はヨーロッパの需要に合わせて製造しています。
では、日本ではどうか?低燃費タイヤなどの人気が高いので、ポテンザs001の製造コストが高くなる。そのコスト差が同じポテンザでも倍近い価格差を生んでいます。
因みに、日本製もハンガリー製も装着経験のある管理人の評価として、大きな性能差はなかったものの、ハンガリー製の方が約5000キロ長く走行出来ました。
これはヨーロッパでは車での移動が盛んなことや、路面環境がアスファルトや石畳みなど幅広く、タイヤに求められる耐久性が違うからだと言えます。つまり、海外製のポテンザs001の方が、耐久性の分性能が高いという事です。
だからこそ、製造国やメーカーに拘らず、自身に合うタイヤを選択する事をおすすめします。
安くて良いタイヤメーカー9選
良いタイヤといえば、ブリヂストン、ミシュラン、グッドイヤーなど、有名なタイヤメーカーを思い浮かべる方が多いと思いますが、その他にも世界中に100を超えるタイヤメーカーが存在しています。
でもどこのタイヤメーカーを選べば良いかわからない方も多いはずです。今回はこの記事を見てる皆さんに向けて、間違いの無いタイヤ選びをしてもらうために、安くて良い評判を持つタイヤメーカーを紹介します。
コスパと評判の良い海外タイヤメーカーはここだ。
海外タイヤメーカーの輸入タイヤが多く存在していることはお伝えしましたが、今回はその中でも、性能と価格のバランスがよい輸入タイヤメーカーを紹介します。
ナンカンタイヤ(NANKANG TIRE)
台湾のタイヤメーカーナンカンタイヤは、50年以上の歴史を持つタイヤメーカーです。
日本では、輸入タイヤが認知される前から、車好きの中で一定の評価を受けてましたが、当時は今ほど認知度がなく、知る人ぞ知るタイヤメーカーの1つでした。
現在では認知度が高まり、国内にも幅広いラインナップが輸入されており、コンフォートタイヤ、エコタイヤ、スポーツタイヤ、スタッドレスタイヤなど、様々なタイヤを国内で販売しています。
ネクセンタイヤ(NEXEN TIRE)ロードストーン(ROAD STONE)
ネクセンタイヤ(ロードストーン)は1942年に創業した韓国のタイヤメーカーで、タイヤ製造も韓国内で行なっている。ヨーロッパエリアではロードストーン 名義で販売されており、その理由もあって、今回ダブルネームでの紹介としている。
ネクセンタイヤはポルシェカイエンの純正装着タイヤとして採用され話題となりましたが、国内ではスズキや三菱などの自動車メーカーから純正装着タイヤとして採用されるなど、タイヤとしての性能評価は高い。
また、日本に株式会社ネクセンタイヤジャパンをトヨタグループの豊田通商と共同で設立しており、今後日本国内でもシェア拡大を目指すタイヤメーカーです。
レーダータイヤ(RADAR TIRE)
Radar(レーダー)は、シンガポールのOmni United社のタイヤメーカーです。タイヤ製造は中国、インドネシア、タイなどとアジア各国に拠点を設けており、タイヤの世界展開をするタイヤメーカーの1つです。
世界展開出来るという事は、タイヤとしての性能レベルが高い事の裏付けでもあり、特に乗り心地や実用性に力を注いだタイヤ開発が評価されています。
純粋に性能だけを求めるのであれば、役不足に感じるユーザーもいますが、普段使いのレベルであれば、レーダー程コスパに優れたタイヤは他を見回しても多くは無いタイヤメーカーといえます。
ピンソ(PINSO)
インドネシアのタイヤメーカーであるピンソは同国のATRと同じグループ傘下にあるタイヤメーカーです。
日本国内の進出はあまり目立っては無いが、ピンソがリリースするPS-91は、国内タイヤ通販最大手のオートウェイで、最も人気のあるタイヤの1つです。
その理由は圧倒的なコストパフォーマンス。15インチなら5000円台、19インチでも8000円台と、ユーザーが求める性能と価格のバランスが良いということが高い評価を得ています。
ハイフライ(HIFLY)
日本での認知度はまだまだ伸びしろがたる、アメリカのタイヤメーカーハイフライ。製造は中国内で行っているが、日本へはアメリカのユニコーンタイヤ社により供給されており、これから日本でのシェアを拡大していくタイヤメーカーです。
日本でのラインナップはスタンダードタイヤ、エコタイヤ、オンオフ対応タイヤ、スタッドレスタイヤなど、国内ユーザーに合わせた展開です。
タイヤの品質においても、アメリカ国内ではDOT規格をクリア、ヨーロッパや日本でもでも各国の基準をクリアしています。
モモ(MOMO)
モモはイタリアのタイヤメーカーで、創業は1964年と50年以上の歴史のある自動車関連企業です。特にモータースポーツシーンでは、伝説を残しており、その中でもステアリングに関しては高い評価を得ています。
タイヤ製造に関しては後発ですが、レースシーンでのノウハウや、ブランドイメージをベースに、新しいタイヤメーカーとして、世界中に展開中。
タイヤの性能評価は、グリップ力やハンドリングの評判がよく、耐久性にも強い口コミを見かける事が多いさ。これはモモのモータースポーツに深く関わってきた歴史的背景が、走行性能に振ったタイヤ開発を推進しているからと言えるでしょう。
コスパと評判が良い日本のタイヤメーカーはここだ。
日本のタイヤメーカーは高性能で値段が高いイメージを持たれてるかたも多いかもしれません。勿論高いタイヤも存在しますが、それはハイパフォーマンスタイヤや、日本国内専売品であって、お手頃価格のタイヤも多く存在します。ここからは国内タイヤメーカーでありながら、安い価格で販売するメーカーを紹介します。
ファルケン(FALKEN)
ファルケンは住友ゴムのタイヤブランドです。同グループにはダンロップタイヤなどもあり、タイヤ開発能力は極めて高いタイヤブランドの1つです。
近年はドイツのニュルブルクリンク24時間レースに参戦するなど、ヨーロッパで絶大な人気を誇るタイヤメーカーでもあります。
ブリヂストン、ダンロップ、ヨコハマなど国内上位メーカーと比較すると、ブランドネームや売上規模で差をつけられているのは否定できませんが、ファルケン独自の技術開発や、ホワイトレタータイヤなどの展開など、ファッション性にも力を注ぐタイヤ販売も行っており、他社には見られない魅力的な強みが特徴です。
以下のリンクは、ファルケンタイヤがなぜ安いのか?を解説する内容となっています。
トーヨータイヤ(TOYO TIRE)
トーヨータイヤは1945年に設立された、東洋ゴム工業株式会社をルーツに持つタイヤメーカーです。
トーヨータイヤは国内メーカーですが、新商品開発サイクルを長めにとる事で開発コストを抑えており、タイヤの販売価格がお手頃の割に性能評価が良いと評判です。
販売ラインナップもプレミアムタイヤ、ミニバン・SUV向けタイヤ、低燃費タイヤ、クロスカントリータイヤ、スタッドレスタイヤと、ほとんどのジャンルを網羅しています。
2023年には、フラッグシップモデルである「プロクセス」を装着した、TOYOTA GR Supra GT4にて、ニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦しています。
モータースポーツ参戦を通じて得られる情報や経験をもとに、さらなるタイヤ性能の向上を目指しているタイヤメーカーです。
以下のリンクは、トーヨータイヤがなぜ安いのか?を解説する内容となっています。
ニットー(NITTO)
ニットーはTOYOタイヤの海外向けブランドとして展開するタイヤブランドです。
主にアメリカ市場で人気が高く、ユーザーが求めるストリートシーンとの親和性が高い事が、その理由の1つと言える。
アメリカではカルトユーザーに評価されながらも、ストリートセレブをターゲットにした、高級スポーツカーやSUVタイヤに力を入れており19インチ以上のタイヤも豊富にラインナップしています。
また、モータースポーツシーンでは、オフロードレースや、ドリフトレースなどで装着車両が入賞を果たすなど、多くの実績を持つタイヤメーカーです。
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