今からの暑い季節は、タイヤトラブルが急増します。その中でも圧倒的に多いのがタイヤのパンク。長年に渡りタイヤトラブルを調査するJAF(日本自動車連盟)によると、タイヤトラブルの中で、特に目立ったのがタイヤのパンク。
タイヤパンクの発生件数を比較したところ、2007年度の約28万件に対し2017年度は約39万件と、この10年間で約11万件も増加しているのです。
JAFによると、ユーザーのタイヤ日常点検の不足が理由とされていますが、扁平タイヤユーザーの管理人の意見としては、近年タイヤの大径化に伴う扁平タイヤの増加も一つの理由と感じます。
扁平タイヤはタイヤの強度を空気圧で補う点もあり、空気圧が不足することで、タイヤの強度が落ち、釘や破片を拾いやすくなる事がタイヤパンクの一つとも言えます。
自動車を構成するパーツの中でも、特に重要なタイヤメンテナンス法をはじめ、タイヤパンク時の対応方法をご紹介します。
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タイヤトラブルに巻き込まれない為の、簡単タイヤメンテナンスとは?
先ずはタイヤトラブルに巻き込まれない為の日常点検は重要であり、予防を心掛けておくことで、予想外のトラブルや出費も抑えることができます。
ここでは日常的にユーザー自身が出来る事と、ディーラーやオートバックスなどの店舗で対応可できる簡単な点検をご紹介します。
空気圧点検
タイヤトラブルを防ぐ最も身近で有効的な手段です。
空気圧点検、補充は身近な所ではガソリンスタンドなどで簡単にできます。
ガソリンスタンドでは、空気圧点検、補充をスタッフが対応してくれる事が多く、
ガソリン給油同時に簡単に済ませることができますので、手間もかかりにくいからオススメです。
管理人も長距離走行の前や、高速道路走行前などは特に空気圧の点検をしており、
ある日の点検時に、1本のみ極端に空気圧が不足しており、確認した所タイヤの釘踏み発見。
知らず知らずのうちに走行していたら、バーストの可能性もあり、取り返しのつかない事になるとこでした。
※因みに高速道路走行の前日に点検を行いましたので、当日は時間に余裕を持って運転を楽しむ事ができました。
日頃から空気圧の事を意識する事で、点検も日常的になりますし、快適な自動車ライフを過ごす事が出来るのであれば、有意義なメンテナンスの一つではないでしょうか。
タイヤローテーション
タイヤ空気圧点検に比べると若干ハードルが高いですが、安全性、快適性、経済性を良くするには、かなり重要なメンテナンスです。
タイヤを入れ替えるだけで、タイヤの減り具合を均一にする事ができ、極端なグリップ差が発生しないので、走行時の悪い挙動を防ぐ事ができます。
タイヤメーカー各社が啓発する5000〜10000km間隔でローテーションを実施する事で、タイヤの減り方が均等に近づき、走行性能の安定やタイヤをしっかりと使い切る事ができ、本当の意味での経済的有効活用になります。
タイヤローテーションは自身で実施できますが、駐車スペースによっては容易では無い事もありますよね。
そんな時におすすめなのが、オートバックスなどの店舗で会員登録をする事で、タイヤローテーションが期間内上限有りですが、無料で行なってくれる店舗があります。
実際に、マンション住まいの管理人は5000km毎にオートバックスに持ち込んで、お得にローテーションを行なってます。
※有料実施の店舗もありますので事前確認が必要です。
管理人の車はFF車ですので、ローテーション後の走行性能の良さや、僅かではあるが視界が高まった事による運転のしやすさなども感じる事ができ、手軽に出来る体感メンテナンスなので満足感も高いです。
次の項目では、タイヤローテションの方法を駆動レイアウトごとに紹介します。
FF車のタイヤローテーション
前輪のタイヤは左右そのままで真後ろの後輪へもっていき、後輪のタイヤは「右」と「左」をクロスして前輪に移動させる。
FR車のタイヤローテーション
前輪は左右入れ替えて後輪に装着。後輪は左右そのまま前輪に装着。
AWD車のタイヤローテーション
前輪は左右入れ替えて後輪に装着。後輪は左右そのまま前輪に装着。
車両によっては、限られた場面のみ四輪駆動になるタイプの車両があり、FF車に近い減り方になるので、状況によってはFF車と同じローテーションを実施してもいいでしょう。
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タイヤがパンク。その時にあなたはどうしますか?
最近は車は日常的な移動手段の一つとして考えるユーザーも増えてきており、車のメンテナンスが後回しにされる事も増えてきているのか、それと比例してタイヤのトラブルが多くなっているようです。
タイヤは外気温や走行により常に変化しており、空気圧の増減を繰り返しながら徐々に減っていきます。
空気圧が規定値より掛け離れる事で、走行時にタイヤに与えるストレスが多くなり、パンクやタイヤバーストが発生し、最悪の場合死亡事故にも繋がる恐れもありますので注意!
釘踏みなどによる対処方法
タイヤのパンクに気付く事は、走行時よりもある日の空気圧点検で発覚する人も多いと思います。点検中の発覚でしたら、停車時の状態ですので安全に対応できますが、最近の車は空気圧を表示する車も増えてきており、万が一走行中に異常が発生した場合は、速やかに近隣のガソリンスタンドや自動車修理工場、タイヤショップなどに持ち込み、空気圧点検を行なってください。
持ち込む時に注意してもらいたい事は、スピードを出さずにゆっくりと走行する事です。タイヤパンク時に高速走行する事で、パンク箇所の拡大や、タイヤバーストの可能性が高まります。
またスペアタイヤを装備してる場合はタイヤを交換し、車載パンク修理キットを装備してる場合は、すぐに修理剤を充填し、先述の様に近隣の店舗に持ち込んでください。症状に合わせたパンク修理方法を提案してくれるでしょう。
ですが、残念なことに、パンクの箇所によってはパンク修理ができない事もあります。
車載パンク修理キットって?
簡易的な修理キットです。車内スペース増加の声に応えて、スペアタイヤであればスペースが必要ですが、キットを装備する事で、そのスペースが有効活用する事ができ、近年増加しています。
スペアタイヤって?
パンクといえばスペアタイヤに交換。というのも昔の話かもしれませんが、スペアタイヤもまだまだ現役です。
あまり使いたくないパーツの一つですが、スペアタイヤの空気圧充填も忘れがちなメンテナンス。
タイヤ空気圧点検時に、一緒に点検・充填してもらいましょう。
タイヤパンク修理ができないケースって?
パンク修理ができない=タイヤ交換 となります。
このケースはタイヤのトレッド面(タイヤと路面が接する面)以外の箇所にパンク穴がある時です。トレッド面以外に穴が空く事で、完全に穴を塞ぐ事ができず、タイヤ交換しか方法がありません。
また、パンク箇所がトレッド面であったとしても、タイヤのヒビ割れや製造年が古い場合、走行が多い場合は、すぐにパンクする事がありますので、この機会に新品タイヤに履き替える事をおススメします。
タイヤ交換しか選択肢が無い場合はどうすればいいの?
タイヤパンクの時って殆どのケースで1本のみの事が多いと思いますが、だからといって1本のみの交換で良いのか?
車を日常の足として考えてる方には銘柄よりもタイヤ価格を重要視すると思いますが、車を楽しんでる方にとってはタイヤ交換は重要な項目の一つです。
タイヤメンテナンスはユーザー自身が管理する事なので、一概に答えを出す事は難しいところでもありますが、基本的に1本のみの交換で問題は無いとしながらも、管理人の意見としては最低でも左右1セット交換、可能であれば走行距離にもよりますが、4本同時交換をおすすめしたいと思います。
その理由としては1本のみの交換の場合、左右のタイヤの高さが違うために、僅かではありますが高低差が発生することで、タイヤが持つ本来の乗り心地を味わう事ができません。これは勿体ない事だと管理人は感じます。
またタイヤ交換する際は出来る限り同じ銘柄をおすすめします。
例えば、同銘柄ハイグリップタイヤ3本+別銘柄コンフォートタイヤ1本を装着した、車の走行性能を想像するだけでチグハグな印象を受けますし、そもそも求める性能が違うために走行時のバランスも悪くなります。
FF車のおすすめ対応方法
FF車はエンジンと駆動輪がフロントに集中しており荷重がハードな環境を持ち、タイヤローテーションがマメに必要な車という事もあり、タイヤ1本がパンクしたとしても、左右2本を交換することをおすすめします。特にフロントタイヤは旋回、制動を担う重要なパーツですので、走行性能に大きく関係してきます。
FR車のおすすめ対応方法
FR車は駆動と旋回の役割分担がハッキリしており、その分担が車のバランスを維持してるといって過言ではないでしょう。特に雨の日の走り出しなどは、後輪が滑りやすく、片側のみの交換をする事で、グリップバランスが崩れ、大きくスリップすることも考えられます。FR車もFF車同様左右2本の同時交換をおすすめします。
AWD車のおすすめ対応方法
走行性能が安定しているAWD車はFF,FR車と比べてそこまで気を使う必要はありません。走行過多、古い製造年のタイヤでなければパンク修理で済みます。
仮にタイヤ交換することになっても、あまりにも性能ベクトルが違うタイヤやサイズ違いのタイヤを装着する事はおすすめできませんが、同カテゴリーのタイヤであれば銘柄が違ったとしても、そこまで気にする事はありません。
いずれにせよ日常点検も兼ねて、ディーラーやオートバックスなどの店舗に持ち込んで、相談してみる事をおすすめします。
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