この記事を書いてる7月6日は全国的に記録的な大雨で、路面の状態は最悪と言ってもいい日です。そんな日に1時間ほど運転してきました。
雨天時は幹線道路の混雑で、いつもより2倍3倍の時間を掛けて目的地まで向かわないといけませんが、せっかちな私は知りうる限りの抜け道を選んで運転していたんです。
そこで、幹線道路と平行に走るアップダウンの道を選び、渋滞もない下り坂を進んでる途中で信号が変わったのでブレーキ。
「あれ!?タイヤが滑る??」
そうです。いつもよりブレーキの効きがあまく、静止ポイントの目算が外れてしまいました。いくら大雨とはいえ、制動距離が長くなると運転に対する不安が増えてきますよね。
そこで今日のテーマは雨の日とタイヤの関係を探って見ることにしました。タイヤは車を構成するパーツの中で、唯一路面を接する重要なパーツです。
- 雨天時のタイヤ状態がおかしい?
- 雨天時にタイヤスリップ?
- 雨天時にブレーキの効きが甘い?
こんな症状がある貴方のタイヤは事故の危険信号かもしれません。そのような事が起こらない様しっかりとタイヤ管理しましょうね。
雨の日のタイヤスリップの原因は?
雨の日はタイヤと路面の僅かな間に水膜ができ、タイヤ本来のグリップ力が落ちることでスリップしやすくなります。
でも、適切なタイヤ管理がされていれば、無茶な運転をしない限り雨の日にスリップすることはありません。
タイヤがどの様な状態になった時にスリップを起こすか?
それはタイヤの接地面にある溝の深さが浅くなってくることでスリップしやすくなるんです。
実はこの溝、タイヤと路面の間にある水を排水する役割をもちますが、溝が浅くなると排水量が落ちタイヤと路面の接地面に水が残ります。その結果グリップ力が低下しスリップや制動距離が伸びる原因になるんです。
最悪の場合「ハイドロプレーニング現象」により、タイヤと路面の間の水膜が原因で路面との接地力を失い、ハンドルやブレーキが効かなくなることもあります。
タイヤは消耗品だから、走行距離が伸びるほどタイヤの性能が低下してきます。車検時のタイヤの溝の深さが決まってるのは、この様な安全性を確保する理由もあるんですね。
下記の動画はハイドロプレーニング現象がよくわかる動画です。1分20秒あたりからハイドロプレーニング現象が確認できる場面となります。
タイヤ溝だけがスリップの原因ではない。
タイヤの原料はゴムですが、ゴムの持つ柔軟性が路面の凹凸に合わせてフィットすることで、路面とのグリップ力を発揮しています。
ですが、タイヤの使用期間が長くなることで、タイヤ劣化が進みゴムの柔軟性が低下。それが原因で凹凸にフィットし難い状態が生まれグリップ力が低下します。
タイヤ溝が残ってるとしても、装着から3−5年経過してるのであればタイヤの履き替えを検討しても良いかもしれません。
目では解らないゴム質の劣化により、事故と隣り合わせの状態で走行してるかもしれませんよ。
雨の日にスリップや事故を避けるために。
皆さんもスリップや事故だけは避けたいですよね。
タイヤ状態が良くても悪くても雨の日にスリップするかもしれません。
予防する方法として、
- 速度を落として走行する。
- 車間距離をあける。
- タイヤの点検を怠らねい
以上3点を意識して下さい。
速度を落とす事でスリップやハイドロプレーニング現象を予防することができ、車間距離をあけることで安全間隔の確保に繋がり、十分な制動距離を保てます。
またタイヤ点検を定期的にすることで、タイヤ状態が確認でき事前にトラブルを防止することにも繋がります。
雨に強いおすすめタイヤ3選
雨に強いタイヤって何を基準にしたら解るかご存知ですか?
タイヤにはラベリング制度という規格があり、そこに転がり抵抗係数とウェットグリップ性能が表示されています。
これは2010年にスタートした制度で国内で販売される乗用車用サマータイヤに適応されるものです。
ウェットグリップ性能は、a,b,c,dの4つの等級で区別されておりその性能レベルは表のとおりです。
等級 | ウェットグリップ性能(G) | 性能レベル★が多いほど優 |
a | 155≦G | ★★★★★ |
b | 140≦G≦154 | ★★★★ |
c | 125≦G≦139 | ★★★ |
d | 110≦G≦124 | ★★ |
雨天時のドライブに安心安全を求める方向けに「ウェットグリップ性能a」がラインナップされるオススメタイヤを紹介します。
NANGANG TIRE(ナンカンタイヤ)AS-2+
トレッド部分のデザイン変更により、ウェット路面での走行安定性が向上。
サイプ(タイヤのトレッド部に刻まれる細かい溝)面積を広くとる事でサイプの中にも排水溝が作られ排水性の向上と共に、ロードノイズも大きく低減されました。
ウェットグリップ性能a対応※サイズによりウェットグリップ性能に違いがあります。
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YOKOHAMA (横浜ゴム)ADVAN SPORT V105
横浜ゴムは日本の気候に合わせた、ウェットグリップ性能の向上を早くから目指していました。
その結果としてウェットグリップ性能aのタイヤを250サイズ以上もラインナップ。
ウェット排水性とウェットグリップ力双方の性能向上により、より安全性の高いタイヤを開発しています。
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MICHELIN(ミシュラン)PILOT SPORT 4S
「PILOT SPORT 4 S」はPILOT SPORTシリーズの最上位タイヤとして扱われており、安全性、省燃費性、グリップ力、耐久性、快適性など、全方向において最高のパフォーマンスを発揮させるために生まれたタイヤです。
特にウェットグリップ性能に関しては、4本のストレート・グルーブが高排水性を実現。結果として「ウェットグリップ性能a」を獲得しました。
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タイヤ交換するなら格安輸入タイヤが購入できるタイヤ通販がおすすめです。
いものをより安く。これって皆が考えることの一つと思いますが、タイヤに関してはその願いが叶うかもしれません。
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実際に管理人もミシュランタイヤをネット通販で購入し、他のショップと比べて最大46000円も安く購入することができました。
私のタイヤ交換体験談も記事にしてますので、ぜひ一読いただきタイヤ交換の参考にしていただければ幸いです。
皆様のカーライフが素晴らしいものであるよう、心より願っております。
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タイヤ交換って大体の方が突然やってきますよね。
その時にタイヤ購入資金があれば問題ありませんが、もしかすると資金が足りないかもしれません。
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