日本ライティングは主に自動車用のLEDヘッドライトを製造販売するメーカーです。
日本ライティングの本社は兵庫県尼崎市。こちらの自社工場にて、開発、設計、製造、販売の全てを一貫して行う、純日本製のLEDヘッドライトメーカーです。
今回この記事をお届けするにあたり、当コンテンツでの「日本ライティングLED」の検索ワードでのアクセスが多く、日本ライティングの詳しい情報や、口コミ、評判など、情報収集されているユーザーに、有益な情報をお伝えするために執筆する事となりました。
日本ライティング製のLEDヘッドライトを検討する方の、ひとつの参考となれば幸いです。
日本ライティング製LEDは明るさが持続
日本ライティングでは、先述の様に純日本製のLEDヘッドライトバルブをメインに製造しています。
純日本製のメリットとして真っ先に思い浮かぶのが製品の信頼感です。
日本ライティングでは、過去に遡りLED装着ユーザーのよくある不満の一つである「車検に通らない」「ルーメン数程明るくない」などの声に向き合い解決してきた経験が豊富だからです。
例えば、LEDヘッドライトの欠点として、熱に弱く高熱になり明るさが落ちる事象があります。
下記の画像は日本ライティング製のLEDと他メーカーの、点灯直後と10分後の明るさの強さを比較する画像です。
日本ライティング製も他メーカー製も、点灯直後からすると、10分後の明るさが下がりますが、日本ライティング製の場合明るさの下落幅が非常に少なく、その後もこの明るさを維持することから、安定した明るさを提供してくれます。
日本ライティング製LEDの明るさの秘密は?
日本ライティングは徹底した放熱対策を実施する事で、明るさとそれを維持し続ける品質を実現しました。
ここからは、他メーカーを比較した時の日本ライティングの優位性をお伝えしたいと思います。
LEDバルブ内のチップ温度が低い
LEDバルブ内に配置されるチップは、光源の元となる部品ですが、ここから発生する熱をどの様に逃すか?これが肝となります。
日本ライティング製のLEDバルブと、他メーカー製のLEDバルブのチップ周りの温度をサーモグラフィーカメラで撮影した画像が以下のものとなります。
他メーカーのチップ周りの温度は、チップと比較して低いですが、温度差は少なく熱が、LEDバルブ本体に広がってる事がわかりますね。
日本ライティング製のチップ周りの温度は、チップと比較してもかなりの温度差があり、放熱効果が他メーカー比較でかなり大きいですね。
この差は、理想的なヒートシンクと放熱ファンにより生まれたもので、LEDの明るさを維持するために不可欠な、日本ライティングの技術のひとつです。
因みに、LEDバルブの温度が120度を超えると、明るさが著しく落ちる現象があります。
下記の表は、日本ライティングが調査したのLED温度を表にしたものです。数値を見れば日本ライティングの放熱対策がいかに有効かを示すものとなります。
メーカー各社のLED温度の違い | |
メーカー | 温度 |
日本ライティング | 79度 |
大手メーカーA | 130度 |
大手メーカーB | 117度 |
大手メーカーC | 161度 |
LEDチップの放熱は真空技術で対応
日本ライティングの放熱対策が優れていることは先述しましたが、他にも他メーカーと比較して優位な点として、真空技術があります。
この真空技術は、ヒートシンクに繋がるLEDバルブボディと、チップを密着させるものです。
真空技術を使う事で、チップとボディの接触面に空気層が発生せず、効率よく熱をヒートシンクに伝えます。
下記の画像はチップとボディの接触面の画像です。
他メーカーでは、黄色で囲まれた接接触面に気泡がたくさん残ってます。
接触面対策が適当なため、空気層が発生し放熱対策に欠点があります。
日本ライティングでは、接触面が完全に密着しており、熱伝導効率が良く放熱対策として優れています。
コントローラーは放熱に強いアルミ製
LEDバルブは明るさをコントロールするためのボックスが付いている商品があります。
ボックスが付いているLEDバルブの方がより明るいものということが一般的ですが、このボックスにも日本ライティングは手を抜きません。
他メーカーはコストを最優先するために、放熱効果の弱いプラスチック製のボックスを採用してる事がありますが、日本ライティングでは放熱効果の高いアルミ製のボックスを使う事で、明るさ対策と同時に、故障リスクを減らしている。
日本ライティングを支える高品質の製造設備
日本ライティングでは、拘りの素材選定から設計、製造、販売までを一貫して実施する、数少ないLEDメーカーです。
ここからは他メーカーとの比較を交えながら、日本ライティングの優位性をお伝えします。
日本ライティングは素材に拘る
日本ライティング製のLEDに使われるアルミは、熱伝導率が極めて高いアルミ(A6063)を使用。
他メーカーで使われる、アルミ(ADC12)は、金型に溶かしたアルミを流し込む製法により熱伝導率と断熱性の差は約2倍で、熱伝導率を重視した素材選択といえる。
日本ライティングはアルミの形成が削り出し
日本ライティングで使用されるアルミは、密度と熱伝導率の高いアルミを削り出して成形することで、放熱効果が高く、仕上がり品質も高い。
一方他メーカーでは、型に熱したアルミを流し込んで作るダイキャスト方式だから、気泡の発生が生じて放熱効果が低下する。
日本ライティングは検品にも拘りを持つ
日本ライティングでは、商品出荷までに多くの検品作業を実施します。
温度検査
サーモグラフィーカメラを使い、熱の伝わり方を検査
気泡検査
X線装置を使い、商品に気泡が発生してないかを検査
点灯検査
完成したLEDは2時間の点灯検査と温度検査を実施して品質を確認
耐震検査
10G程度の振動を与えて不具合が発生しないかを検査
部品点数の検査
正しい見本と比較して、各部品が正しい配置にあるかを検査
日本ライティングLEDはディーラーオプションとして採用豊富
日本ライティングのLEDは、自動車販売ディーラーのオプション品として採用される実績を持つ。
通常であれば、自動車メーカーのブランド(トヨタ=モデリスタ、ホンダ=モデューロ等)のオプションパーツとして販売される事が殆どですが、2017年より以下のディーラーや用品店などの取り扱いも開始して、現在では2700社との取引を行う程の信頼を獲得している。
元々はハロゲンバルブを自動車メーカーにOEM供給してただけあり、品質に対する拘りは異常に強いメーカーです。
以下のディラーオプションやオートバックスなどで取扱い中
- トヨタ系ディーラー
- トヨペット
- トヨタカローラ
- ネッツトヨタ
- ダイハツ系ディーラー
- 日産部品
- タイヤ館
- ヨコハマタイヤ
日本ライティング製LEDラインナップ
日本ライティングのLEDラインナップは
多くの車種に適合するために、H4をはじめ、HB3.4、H8.9.11.16、IH01など幅広く展開しています。
ここからはラインナップの紹介をしていきたいと思います。
日本ライティング 標準モデル
日本ライティング製のLEDのエントリーモデルである標準モデルは、3000.4000.4500.5000ルーメンのラインナップがあります。
HB3/HB4 標準モデル LEDヘッドライト/フォグ
■品番 : WL006
■規格 : HB3/HB4
■消費電力 : 22W
■明るさ : 5000lm(2本分の値)
■色温度 : 6000K / 6500K
■保証期間 : 2年間
■内容品 : ドライバーユニット直結型バルブX2、インシュロックx6、保証書付取扱説明書
価格:19,800円(6000k) 20,200円(6500k)税込
日本ライティング標準モデルの詳しい情報は?【公式ホームページに遷移】
H8/H9/H11/H16 標準モデル LEDヘッドライト/フォグ
■品番 : WL005
■規格 :H8/H9/H11/H16
■消費電力 : 22W
■明るさ : 5000lm(2本分の値)
■色温度 : 6000K / 6500K
■保証期間 : 2年間
■内容品 : ドライバーユニット直結型バルブX2、インシュロックx6、保証書付取扱説明書
価格:19,800円(6000k) 20,200円(6500k)税込
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H4 軽バン・軽トラ専用 標準モデル LEDヘッドライト
■品番 : WD004K
■規格 : H4 軽貨物車/軽自動車専用
■消費電力 : 22W
■明るさ : Hi:5000lm Lo:4500lm(2本分の値)
■色温度 : 6000K
■保証期間 : 2年間
■内容品 : ドライバーユニット直結型バルブX2、保証書付取扱説明書
価格:23,960円税込
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H4 標準モデル LEDヘッドライト
■品番 : WD004
■規格 : H4
■消費電力 : 22W
■明るさ : Hi:5000lm Lo:4500lm(2本分の値)
■色温度 : 6000K
■保証期間 : 2年間
■内容品 : ドライバーユニット直結型バルブX2、保証書付取扱説明書
価格:23,370円税込
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日本ライティング ハイスペックモデル
日本ライティング製のLEDの上位モデルであるハイスペックモデルは、3000.4000.4500.5000ルーメンのラインナップがあります。
HB3/HB4 ハイスペックモデル LEDヘッドライト/フォグ
■品番 : WL013
■規格 : HB3/HB4
■消費電力 : 25W
■明るさ : 6400lm(2本分の値)
■色温度 : 6500K
■保証期間 : 2年間
■内容品 : ドライバーユニット直結型バルブX2、インシュロックx6、保証書付取扱説明書
価格:23,960円 税込
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H8/H9/H11/H16ハイスペックモデル LEDヘッドライト/フォグ
■品番 : WL010
■規格 : H8/H9/H11/H16
■消費電力 : 25W
■明るさ : 6400lm(2本分の値)
■色温度 : 6500K
■保証期間 : 2年間
■内容品 : ドライバーユニット直結型バルブX2、インシュロックx6、保証書付取扱説明書
価格:23,960円(6500k)税込
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H4ハイスペックモデル LEDヘッドライト
■品番 : WL004
■規格 : H4
■消費電力 : 25W
■明るさ : Hi:7000lm Lo:5000lm(2本分の値)
■色温度 : Hi:6500K Lo:6000K
Hi:4000K Lo:4000K
■保証期間 : 2年間
■内容品 : ドライバーユニット直結型バルブX2、インシュロックx6、保証書付取扱説明書
価格: 25,150円税込
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H4ハイスペックモデル LEDヘッドライト
■品番 : WL004
■規格 : H4
■消費電力 : 25W
■明るさ : Hi:7000lm Lo:5000lm(2本分の値)
■色温度 : Hi:6500K Lo:6000K
Hi:6500K Lo:6500K
Hi:4000K Lo:4000K
■保証期間 : 2年間
■内容品 : ドライバーユニット直結型バルブX2、インシュロックx6、保証書付取扱説明書
価格:27,530円(Hi:4000K Lo:4000K) 25,150円(Hi:6500K Lo:6000K)26,340円(Hi:6500K Lo:6500K)税込
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日本ライティング スーパーハイルーメンモデル
【スーパーハイルーメン】 フォグ専用 LEDフォグライト H8/H11/H16/HB4/PSX26W
■品番 : WF013-1(規格:H8/H11/H16)
WF013-2(規格:HB4)
WF013-3(規格:PSX26W)
■規格 : H8/H9/H11/H16
■消費電力 : 35W
■明るさ : 10000lm(2本分の値)
■色温度 : 6500K
■保証期間 : 2年間
■内容品 : ドライバーユニット直結型バルブ×2、保証書付取扱説明書、インシュロック 極性変換ケーブル×2(PSX26Wを除く)
価格:27,500円 税込
日本ライティングスーパーハイルーメンモデルの詳しい情報は?【公式ホームページに遷移】
日本ライティングのメリットデメリット
ここまで日本ライティングのLEDを紹介してきました。品質には強いこだわりをもつメーカーという事が理解頂けたかと思います。
とはいえ、世の中に満点の商品なんてなかなか存在しませんよね。
ここからは、日本ライティングのLEDに対して感じたメリットとデメリットをお伝えしたいと思います。
日本ライティングのメリット
- 徹底した製造管理
- 純日本製の安心感
- ディーラーオプション採用の実績
- 当日出荷対応※15時までの注文
- 2年間の製品保証
日本ライティングのデメリット
- 価格が高い
- 販売店が少ない
日本ライティングLEDユーザーの口コミ
ここからは日本ライティング製、LEDユーザーの口コミを紹介します。
口コミはAmazonとみんカラより引用させていただきました。
2017年式NV200バンで使っています。
この1年で最新最強カットラインとか、なんとかCHIP採用とか、COBの安いものとか使ってきました。
しかし、どれもリフレクター形状が合わないのか、ハイビームが暗い、グレアがでる、助手席側のエルボーの先が天高く照らす、カットラインがぼやけている、で対向車に迷惑をかけてきました、多分。
どのLEDも他のレビューは高評価だったので、この車のリフレクターはLEDと相性が悪いんだろうなと思っていました。
これで最後にしようと奮発して日本製を買ってみたら、なんと、しっかりカットライン出ました。
しかも助手席側のエルボーの先もハロゲンと同じように照らしています。
1番驚いたのはハイビームがしっかりハイビームとしての役割を果たしています。とても明るいです。
ロービームは他のLEDより若干暗い気がします。
が、それを差し引いても今まで購入した中で1番のLEDヘッドライトです。
引用元: https://www.amazon.co.jp
ハロゲンからの交換です。
結構白い光で明るく感じます。
ただ雨や雪の日は見えづらそうなので、フォグはハロゲンのイエローにしました。
自分の車はかなりライトの後方がスペースがあったので取り付けは楽でしたが、ハロゲンと比べて長さがあるので、スペースが無い車は大変そう…
スペースを確認してから購入した方が良いかも。
やはり日本製に限る。
安物買いの銭失いはやめました。
引用元: https://www.amazon.co.jp
今までLEDでカットラインが出ないと、何度も車検言われ続けたので、これならどうかと付けました。
明るさは満足なのですが、オートバックスで光軸調整お願いしたところ、カットラインはクッキリではなく、少しぼやけてると言われました。
ハロゲンからLEDはしょうがないんでしょうかね。
引用元: https://www.amazon.co.jp
ネットの物に比べるとかなり高価?ですがメイドインJAPANの信頼を期待して購入。
確かに、今まで購入した数々のLEDバルブに比べて良い物です。
ファン音は一切聞こえてきません。
明るさも、全く問題無しと言うより、数値以上?の明るさです。
購入して良かったです。
引用元: https://minkara.carview.co.jp
少々お高いハイスペックモデル…。
H4の6500Kを入れました。
写真撮っても余り分からないので感想だけ…。
めちゃ明るいです\( 'ω' )/ 車に使ってもしっかりカットラインでる優秀なLEDです👌
お高いですが、買って後悔はないと思います!!
引用元: https://minkara.carview.co.jp
小糸のLEDキットが3年半で一部分が点灯しなくなったので、今回は日本ライティングのLEDキットにしてみました。
カットラインは小糸製より綺麗に出るし、配光ムラもなくお勧めです。
色は小糸製の方が白いですね。
引用元: https://minkara.carview.co.jp
日本ライティング製LEDのまとめ
今回は、純日本製で人気の高い日本ライティング製のLEDヘッドライトを紹介しました。
素材選びから設計製造まで、強い拘りを持ち高品質を実現する日本ライティングはユーザー評判も良く、レビューも殆どが高評価でした。
口コミにもある様に、LEDとしては高額な部類に入りますが、明るさや車検などに対応する品質の高さと、やはり純日本製という絶大な安心感が、日本ライティングの人気の秘訣と感じました。
この記事を見てる、LEDヘッドライトを検討する方の参考になれば幸いです。
皆さんのカーライフが素敵なものになるよう願っております。
最後まで読んでいただきありがとうございます。