H7型LEDヘッドライトは、欧州車やオートバイの純正装着されており、それを見てLEDヘッドライトに興味を持つ方が多いと思います。
点灯後すぐに最大光量を出力、明るさがハッキリとし視認性も向上、車のドレスアップパーツとしても選ばれています。
今回紹介するLEDヘッドライト H7型を製造するメーカー2社は日本メーカーで車検対応品。
格安LEDと比較できないくらい高品質でアフターサービスもバッチリです。
各メーカーのH7型LEDヘッドライトの特徴を紹介する前に、簡単にH7型ヘッドライトはどの様な物か?を紹介します。
H7型ヘッドライトとは?
H7型とはヘッドライトの規格の一つで、「H」とはハロゲンの意味「7」とは形やサイズを表しています。
車両によりライト周りのデザインがバラバラのように、ヘッドライトバルブにも数種類の形状があります。例えば自動車のヘッドライトでも、左右1灯づつの車もあれば、左右2灯づつの車もあります。
H7型以外にもH1、H4、HB3、HB4、H11など種類があり、車の仕様に沿ったバルブ選びが必須です。このようにH7型にH4型のLEDバルブを装着することはできません。
このH7型は一部の国産車にも採用されてますが、特に欧州車とオートバイの装着率が高く、理由として、H7型バルブはサイズが小さくヘッドライト廻りのスペースが少ない欧州車やバイクなどに採用される事が挙げられます。
ヘッドライトをLEDバルブに変更したい場合は、愛車の規格にあったバルブを選びましょう。
愛車のバルブ規格の適合を調べよう!
ヘッドライトバルブをLEDに交換する際は、愛車のバルブ規格を知ることが大事です。
ヘッドライトの形状を知るには、愛車のマニュアルやLEDバルブメーカーが発行する適合表を確認することで、愛車のバルブ形状がわかります。
愛車の適合がH7型であれば、H7型しか取り付けることはできません。
必ず適合を確認して、愛車にあうヘッドライトバルブの規格を確認しましょう。
LEDヘッドライトのメリットとデメリット
LEDヘッドライトバルブのアフターパーツによっては、劣悪な商品や車検に通らない海外製や粗悪品などが、オークションなどで格安販売されていました。
しかし、LEDヘッドライトバルブの純正採用が普及し始めたことにより、高性能で車検対応の国内メーカーのサードパーティー製も普及しており、手軽にハロゲンからLEDに交換することが可能になりました。
しかし、LEDバルブを装着したことがない方にとっては「ハロゲン・HID・LED」どれを選べば良いか解りにくいと思います。
ということで、LEDヘッドライトの「メリット・デメリット」を以下にまとめてみました。
LEDヘッドライトのメリット
- 消費電力少なく・寿命は長い
消費電力はハロゲンの約3分の1、寿命は「ハロゲン:約1000時間」「HID:約2000時間」「LED:約30000時間」とLEDバルブが圧倒的。 - ハロゲンよりも照射能力が高い
LEDは光が直線的に広がるので、前方視界がハロゲンバルブと比較しても良好です。 - 点灯の瞬間から最大光量を発揮
LEDは点灯した瞬間から最も明るい光を照射します。明るさが強いHIDよりもスピーディーに最大光量を発揮します。 - 熱くなりにくい
LEDはハロゲンやHIDよりも発熱量が少ないため、熱による車両の影響が少ないです。 - 手軽に交換できる
ハロゲンバルブはバルブを車両側のカプラーに差し込むだけの作業で交換できますが、LEDバルブも小型化が進みハロゲンバルブと同様カプラーに差し込むだけだから簡単に交換可能です。ちなみにHIDの場合は電力を調整する安定器などバルブ以外の部品も設置する必要があり、LEDやハロゲンの様に交換が簡単ではありません。 - LEDは構成する部品の量が少ない
LEDはHIDと比較してパーツが少ないため販売価格や重量の面で有利 - 光の色が白色やハロゲン色もラインナップ
LEDは光色バリエーションがあるので、車の雰囲気に合わせて選ぶことができる。旧車にLEDを装着するなら真っ白よりも温かみのあるハロゲン色の方が似合うと感じます。
LEDヘッドライトのデメリット
- 最強の明るさはHID
消費電力によりますが、最強の明るさで言えばHIDの方が優秀です。HIDには35Wと55Wがありますが、35WのHIDとLEDを比較するとLEDの方が明るいです。しかし、55WのHIDとLEDを比較すると明るさはHIDに軍配が上がります。現在はHIDよりもLEDの方が純正採用されるケースも多いため、近い将来LEDの方が明るくなる可能性は高いです。 - 発熱が弱いため雪道走行が苦手
発熱量が少ないことは消費電力や車両のダメージが軽減されるメリットもありますが、冬季シーズンは雪がヘッドライト本体へ付着するので、雪を溶かす目的も兼ねてハロゲンバルブを採用するユーザーも多い。 - 暗く感じる事がある
LEDヘッドライトの光は青みが強く、赤みが少ないことから、色温度のにより見た感じが暗く感じることがある。
LEDヘッドライト H7型 おすすめ国産メーカー比較
fcl.(エフシーエル) H7
商品の殆どを中国で製造していますが、fcl.独自の品質管理により低価格で高性能のLEDバルブを提供しています。
fcl.は、日本最大の自動車SNS「みんカラ」ではパーツオブザイヤー2020上半期大賞を受賞。
楽天市場の口コミレビューも4.55点(2020年10月30日時点)の高評価。
また、ヤフオクの総取引数12000件以上のうち、99.8%のユーザーが「非常に良い」と評価。
多くのユーザーに支持されるヘッドライトバルブメーカーです。
販売価格 | 13,400円(税込) |
月間コスト(価格÷保証ヶ月) | 1ヶ月あたり 1,116円 |
保証期間 | 購入日より1年 |
製造国 | 中国 |
消費電力 | 28W |
ルーメン(明るさ) | ホワイト、ハロゲン色(2,400lm)イエロー(2,100lm)※バルブ2本分の値 |
ケルビン(色温度) | ホワイト(6000K相当)ハロゲン色(3500K相当)イエロー(3000K相当) |
fcl.(エフシーエル) H7 装着ユーザーの口コミ評判
fcl.(エフシーエル)のLEDバルブH7型を装着したユーザーの口コミ評判を調べてみました。
良い口コミ評判
2007年式英国産の日産デュアリスに乗っています。
ネットでかなり評価の高いfcl.さんから発売されたばかりのH7規格LEDバルブファンタイプ・ホワイトを購入し、ディーラーにハイビームに取り付けを依頼しました。
夜間のドライブに点灯してみた感想は、若干黄色っぽく見えましたが(ホワイト色を注文したはずだが?もしかしてハロゲン色???)、暗くて見辛い純正のハイビームよりかなり明るく遠くまで良く見えます。これで夜間ドライブの不安が解消されたと思います。
かなり明るいので、(当たり前ですが)ハイビームは前方に車が無くて遠くが見辛い時のみにする事にしています。
車はデュアリスですが、バルブが固定金具の穴に通らない為、加工の必要があります。あるいは、加工の必要が無いキャシュカイ(デュアリス)に適合する海外製のLEDにする為のアルミの固定金具を購入しておくか。私の場合は後者でした。クリアランスに関しては問題無しでした。
星一つ減点なのは、ホワイトなのに黄色っぽいと言う事で、この評価になります。
引用元:https://www.amazon.co.jp/
作りもしっかりしてます。BREXさんと迷いましたが、fclさんの方が公表Lm数では上の数値なのを信じて
それと、BREXさんより頑張ってくれてるお値段なので踏み切りました^^
結果、満足の明るさです!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
耐久性、耐水性に関してはもう少し使用してみてからレビューします!
同時に購入したfcl.さんのE46用H7アダプターもレビューしてますが
しっかりした作りのアダプタはバルブ後部の冷却ファン部分の直系サイズ分、穴拡張加工必要です
引用元:https://www.amazon.co.jp/
以前から気になっていたfcl.さんのLEDバルブを購入してみました。
購入前はハロゲンバルブの2400kを付けていましたが、やはり着色バルブは暗いですね。
色んな中華製のH7 LEDバルブも試してきましたが、やはりfcl.さんが一番明るいです。
信頼感がありますね。
色味は2400kの方が好みなのですが、こちらの3000kも綺麗なイエローで、レモンイエローみたいな薄い色ではなかったです。
耐久性は取り付けて間もないので、まだ分かりませんが、長持ちしてくれるといいですね。
引用元:https://www.amazon.co.jp/
2014年モデルNinja250へ装着。
2灯ともH7ですので2個入りを購入。
まず取り付けには固定金具が干渉するため、加工する必要がある。
ゴムキャップはあらかじめ用意しており、それも加工して使用。
バルブ本体の固定は、ボールを穴へ引っ掛ける構造。
取り付けが終わったので、いつもお世話になっているバイク屋で光軸調整を行った。
ローが12000cd以上で配光も良好。
ハイが28000cd以上で保安基準を満たし配光も良好。
引用元:https://www.amazon.co.jp/
良くない口コミ評判
車検に通らないレベルの暗さ。純正ハロゲンランプより劣ります。レビューと違いすぎてやられた感満載。
短時間の点灯でコントローラーが超過熱。楽に50度超えて配線を傷めます。
これは買ってはいけないヤツでした。
引用元:https://www.amazon.co.jp/
商品説明の明るさを期待して購入しました。
取付け後にテスター屋に行ったところ、
テスター屋さんが暗すぎるから測っても無駄だよと言われ心底がっかりしました。
値のはる物なだけに困っています。
当然車検にも通らずヘッドライトを組み直しました。
車種はアルファロメオ159
ライトユニットはプロジェクター式です。
多分相性もあるのかな?
引用元:https://www.amazon.co.jp/
光量は黄色バルブにしてはある方だと思う。
ユーザー車検にこれで行くのはやめたほうがいい。2006年以前製作の車に取り付けて行ったが、黄色すぎるということでユーザー車検に落ちました。車検の時にハロゲンなりにかえさえすれば問題ないと思います
引用元:https://www.amazon.co.jp/
Sphere-Light(スフィアライト)H7
Sphere-Lightは日本製造のLEDヘッドライトを販売しており、製品寿命は50,000時間の耐久性をもち保証は2年。
また、防水仕様でファンレス設計だから、一部粗悪品のように雨漏れや高熱による故障が大幅に軽減されました。
2021年6月までは保証期間3年でしたが、以降2年に短縮されたことにより価格が大幅に値下げされ、H7型のLEDの場合、価格変更前は26180円だったのが17800円と1万円近く値下げしています。
販売価格 | 17,800円(税込) |
月間コスト(価格÷保証ヶ月) | 1ヶ月あたり 741円 |
保証期間 | 購入日より2年 |
製造国 | 日本 |
消費電力 | 21W |
ルーメン(明るさ) | 4800lm(バルブ2本分) |
ケルビン(色温度) | 4500K・6000K |
Sphere-Light(スフィアライト)H7 装着ユーザーの口コミ評判
Sphere-Light(スフィアライト)LEDバルブH7型を装着したユーザーの口コミ評判を調べてみました。
良い口コミ評判
現行ボルボV40に取り付けました。明るさ・配光など申し分なしです。カットラインもそこそこ出ており、まぁまぁ満足です。
このLEDヘッドライトユニット自体、+-の極性はありません。(メーカー確認済み)
ボルボの配線がプラスもマイナスも色が黒で迷いました。テスター使う羽目に
なりましたが、元々極性は気にしなくて良いようです。
ハロゲンよりはるかに明るくて見やすいです。この先、ハロゲンやHIDの選択肢はないでしょう。
あとは耐久性ですね。まだ2週間経っていませんが、国産モデルなので信用しています。
ファンレスも音が静かでいいですね。LEDは熱と寿命か関係するのですが、きっと発熱も少ないのでしょう。
2020.11.19追記
1年半使っていますが、未だにノートラブルです。
2021.06
2年経ちましたが、ノートラブルです。
引用元:https://www.amazon.co.jp/
リフレクター干渉で色々適合外にされる型式のレビンですが、問題なく装着できます。ヘッドライトは外して装着する方が無難で、又、別売りのアダプターは必須です。アダプターが無いと後部の配線がゴムカバーから出せません。使い古した5年前のHIDから変えたせいかバルブが中華になってたからか、ケルビン数が同じ6000kなのにかなり路面が見やすくなりました。
引用元:https://www.amazon.co.jp/
明るさに関しては、ハロゲンからの変更でも有り、大変満足してます。
購入に当たって、事前に検討した事はH7特有の問題として2件有りました。1.レンズユニット内に収まるのか(裏蓋を加工無しで閉じれるか)
結果は事前に厚紙で模型を作成して許容サイズを調べていた為、問題有りませんでした、但しコントロールユニットもレンズユニット内に収めるため、固定箇所を何度か変更しました。
2.バルブの熱対策ですが、10月末に山陽道及び九州道を昼夜個別に5時間(ライトON)走行しましたが、問題有りませんでした。
金額は海外製と比べて割高感はありますが、安全に関わること物なので、信頼感で購入しました。
トータルでほぼ満足してます。
引用元:https://www.amazon.co.jp/
良くない口コミ評判
色温度は良いが 明るさはもう少しほしい ロウビームの上部カットももう少しクリヤーなら良い
引用元:https://www.amazon.co.jp/
見た感じは明るく感じますが、HIDと比較すると少し視認性が落ちるように感じます。
引用元:https://www.amazon.co.jp/
初期不良最初からコントローラーのケースが破損(裏蓋の爪が折れて密閉されてない)しており、
防水性に不安があるので取り付け出来ません。
※2個同時に購入しましたが、もう一方もケースに隙間があり密閉されているように見えません。
引用元:https://review.rakuten.co.jp/
LEDヘッドライト H7型 日本メーカー各社のまとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
管理人の愛車はハイビームとフォグランプをスフィアライトのLEDに変更しましたが、機能性、ファッション性ともに満足する内容でした。
商品の個体差や車側の取り付けの問題もありますが、適合する車種であればほとんどのケースで簡単に取り付け可能です。
管理人の場合は適合がない車両だったため少し加工が必要でしたが、そのような取り付けにおいても3年以上は経過してますが問題なく点灯しています。
今回紹介した2メーカーともに保証期間も設けてますので、不良品の場合は交換対応も受け付けてるので安心です。
下記リンクは管理人の愛車にスフィアライトのハイビーム用LEDバルブを装着した体験談となっていますので、興味ある方は是非ご一読下さい。
長文駄文にも関わらず、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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