福岡県苅田町に自動車工場を稼働する日産自動車九州において、3月31日に同工場勤務の20代男性が、新型コロナウイルスに感染したと発表があった。
これを受け、3月31日から生産ラインをストップし、ウイルス除去作業を実施中との情報が入りましたが、再稼働時期については、現時点では未定との事。
日産自動車九州の発表によると、新型コロナウイルスに感染した従業員は、3月24日に発熱し、薬を服用して熱が下がった為に翌日より勤務していたが、嗅覚に違和感を感じたため、PCR検査を受けたところ3月31日に陽性反応を確認。
日産自動車九州では4500名の従業員が勤務、そのうち濃厚接触者含む4000名の従業員は自宅待機しているとのこと。
新型コロナウイルスによる影響は各方面で問題となっていますが、日本の工業製品の花形である、自動車産業にとっても、今回の日産自動車九州においての、新型コロナウイルス感染は、他の自動車メーカーにとっても、人ごとではないでしょう。
また、濃厚接触者が潜在的に4000人との事で、新型コロナウイルス問題が取り沙汰されてから、最も大規模なクラスター発生にならないことを切に願います。