
車のタイヤ交換を検討するとき、「ディーラーや整備工場よりカー用品店の方が安いって聞くけど、結局どこで買って交換するのが一番お得なんだろう?」と悩む方も少なくないでしょう。
特に車に詳しくない場合や、車を単なる移動手段・コストとして捉えている場合、どこでタイヤ交換をするのが自分に合っているのか?判断が難しいと思います。
本記事では、大手カー用品店「イエローハット」でのタイヤ交換の特徴(メリット・デメリット)を分かりやすく解説。
そして、近年人気のネット通販サービス「タイヤフッド(TIREHOOD)」や老舗の格安タイヤ通販「オートウェイ(AUTOWAY)」でタイヤを購入・交換する場合の利便性やコスト面の優位性を比較します。
タイヤ交換を安く便利に済ませたいなら、是非読み進めてください。
イエローハットでのタイヤ交換メリット・デメリット

まずはカー用品店の大手、イエローハットでタイヤ交換する場合のメリデメを見てみましょう。
イエローハットは全国に700店舗以上展開しており、スムーズに進めばその場でタイヤ購入から交換作業まで完結できる手軽さが魅力です。
ここではイエローハットでタイヤを購入・交換するメリットとデメリットを挙げます。
イエローハットのメリット
全国展開の安心感と対面サポート
イエローハットは全国にチェーン展開しており身近に感じる方も多いでしょう。
対面で店舗スタッフに相談しながらタイヤを選べるため、車に詳しくない方でも安心感があります。
例えば「どのタイヤが自分の車に合うか分からない」「安いタイヤと高いタイヤは何が違うの?」といった疑問にも、スタッフが丁寧に答えてくれます。
イエローハットで直接アドバイスを受けられるのは大きなメリットですね。
その場で即日交換
店頭に在庫があれば、タイヤ購入と同時にその場で交換作業をしてもらえます。
予約なしで飛び込み交換も可能なケースが多く、急なパンクや摩耗による交換でも素早く対応できるのは心強いポイントです。
特に長距離ドライブ前やシーズンの変わり目など、すぐにタイヤを替えたい場合に便利です。
交換作業の確実さと充実したサービス
プロのピットスタッフが、丁寧にタイヤ交換・バランス取りを行ってくれるので安心です。
交換と合わせて古いタイヤの処分もお願いできるので、自身での廃タイヤを処理も不要。
また、イエローハットでタイヤを購入すると加入できる「タイヤパンク補償サービス」があります。
これは購入から2年間(または25,000km)の間にパンクが発生した場合、修理不能なパンクなら4本すべて新品に交換してもらえるという手厚い内容です。
加入には条件と有料の保証料が必要ですが、万一の安心感を買えるメリットがあります。
4本補償プランの補償料
補償対象金額(タイヤ4本+交換工賃購入金額・税込) | 補償加入料金(税込) |
20,000円以下 | 4,400円 |
20,001円〜40,000円 | 5,500円 |
40,001円〜60,000円 | 6,600円 |
60,001円〜80,000円 | 8,800円 |
80,001円以上 | 11,000円 |
2本補償プランの補償料
補償対象金額(タイヤ4本+交換工賃購入金額・税込) | 補償加入料金(税込) |
20,000円以下 | 2,700円 |
20,001円〜40,000円 | 3,300円 |
40,001円〜60,000円 | 4,000円 |
60,001円〜80,000円 | 5,300円 |
80,001円以上 | 6,600円 |
オリジナルブランド商品も含めた豊富な品揃え

イエローハットではブリヂストンやヨコハマ、ダンロップなどの国内主要メーカー品から、ミシュランやピレリなど海外有名メーカー品まで幅広く取り扱っています。
それに加え、イエローハット専売のプライベートブランドタイヤ(ECOFINEやPRACTIVAなど)もラインナップされています。
専売タイヤは大手メーカー製造品でありながら、比較的リーズナブルな価格設定になっており、予算に応じた選択肢が可能です。
イエローハットのデメリット
価格が割高になりがち
イエローハットなど実店舗でタイヤを購入すると、ネット通販価格に比べて割高になることが多いです。
店舗の運営コストや人件費が価格に反映されるためですが、「手軽さ」と引き換えにタイヤ本体の価格が高めになりやすい点はデメリットです。
特に国内メーカーの最新モデルや高性能タイヤは値引きが渋めで、ネット最安値と比べると1本あたり数千円以上差が出るケースもあります。
交換工賃も含めると、トータル費用はネット通販+持ち込み交換より高くなりがちです。
サービス内容 | 作業工賃(税込み) | 作業時間目安 |
タイヤ交換(バランス測定調整含む) | 1本あたり1,100円~ | 20分〜 |
タイヤ履き替え(ホイール付の場合) | 3,300円~ | 20分〜 |
ホイールバランス測定調整 | 1本あたり1,100円~ | 20分〜 |
タイヤローテーション | 3,300円~ | 20分〜 |
窒素ガス充填 | 乗用車1本あたり550円~ | 10分〜 |
パンク修理 | 2,200円~ | 10分〜 |
ゴムバルブ交換 | 1本あたり300円~ | - |
ハブ防錆 | 3,960円~ | 30分〜 |
※上記の料金および作業時間は、車種や店舗により異なる場合があります。
格安輸入タイヤが手に入りにくい
イエローハットで扱うタイヤは国内外の有名ブランド品が中心で、いわゆるアジアンタイヤ(安価な海外新興メーカー品)の取り扱いは限られています。
イエローハットの殆どの店舗は「低価格タイヤ=イエローハットのプライベートブランドタイヤ」で対応しているため、ネット通販で見かけるような格安タイヤ(例:NANKANGやATR RADIAL等)は店頭ではほぼ入手できません。
「安いタイヤで十分」という方には選択肢が少ない点はデメリットと言えますね。
待ち時間や予約の手間
繁忙期(冬のスタッドレス交換シーズンや大型連休前など)は店舗が混雑し、交換作業に長時間待たされることがあります。
人気店舗だと週末は予約制になっていたり、当日飛び込みでは受付できない場合もあります。
また、店舗まで車を持ち込む必要があり、営業時間内に行かねばならないため、平日忙しい方には時間調整も必要です。
持ち込みタイヤ交換は割高
近年はネットで購入したタイヤを持ち込んで交換だけ依頼する人も増えています。
ただしイエローハットではタイヤ持ち込み交換の場合、工賃が割増になるのが一般的です。
持ち込み工賃は割高
イエローハットでのタイヤ持ち込み交換の工賃は、店舗やタイヤサイズによって異なります。
一般的に、持ち込みタイヤの交換工賃は1本あたり2,000円~4,000円程度が目安とされています。
また、タイヤの持ち込み交換では先述のパンク保証などメーカー保証対象外です。
つまり、イエローハットで交換作業だけ利用するのは歓迎されない所か、費用も割増になることについてはデメリットと言えますね。

以上がイエローハットでタイヤ交換する主なメリット・デメリットです。「多少高くてもいいからすべてお任せで安心したい人」や「急ぎで今すぐ交換したい人」には心強い選択肢ですが、「コストを抑えたい人」や「珍しい格安タイヤを試したい人」には不向きかもしれません。
タイヤフッド(TIREHOOD)タイヤ交換のメリット・デメリット
タイヤフッドは株式会社BEAD(主要株主:三菱商事エネルギー株式会社・株式会社オートバックスセブン)が運営するタイヤ通販・取付予約サービスです。
ウェブサイト上でタイヤ選びから購入、さらに取り付け店舗と交換日時の予約まで一括で完結できます。
ネット通販の利便性と、実店舗での取付サービスを組み合わせたスタイルが特徴です。
主なメリット・デメリットは以下のとおりです。
タイヤフッドのメリット
ネットで簡単完結&手ぶらで交換

タイヤフッドでは車種やタイヤサイズから適合するタイヤを検索し、そのまま購入・交換店予約までサイト上で手続きを済ませられます。
購入したタイヤは自宅ではなく選択した取付店に直送されるため、自分で重いタイヤを運ぶ必要がありません。
あとは予約日時に車で取付店へ行くだけで、新品タイヤへの交換作業をしてもらえます。
ネット通販の便利さと、実店舗でのタイヤ交換作業を両立したサービスと言えます。
特に力重いタイヤを持ち運んだりや段取りが苦手な方でも、手軽に利用できる点は大きなメリットです。
タイヤ価格が比較的リーズナブル
タイヤフッドで販売されているタイヤの価格は、実店舗よりも割安なことが多いです。
サイト上で常に複数メーカーの最安値クラスの商品を提示してくれる仕組みで、例えばブリヂストンやヨコハマといった有名ブランドのタイヤが店頭より安く買えるケースもあります。
「ネット通販=安い」のイメージ通り、タイヤフッドでもセール品などお得に購入できる事も。
特に有名ブランドのタイヤを安く手に入れたい人に向いています。
全国一律の交換工賃&豊富な取付店ネットワーク
タイヤフッドは取付店ネットワークも大きな魅力です。
全国4,800店舗以上もの取付店と提携しており、その中には大手カー用品店のオートバックスも含まれます。
取付可能店舗はガソリンスタンドや整備工場など幅広く、日本全国がカバーされています。
例えば乗用車の15インチタイヤ4本交換なら○○円(税込)といった具合で、サイト上に料金表が公開されています。
交換工賃に関しては、 全国統一価格ですが、通常料金とオートバックス料金が存在し、窒素ガスを充填するオートバックスが若干高いです。
タイヤサイズ | 通常料金(税込) | オートバックス料金(税込) | 作業時間の目安 |
15インチ以下 | 2,640円 | 3,300円 | 30分~ |
16インチ | 2,970円 | 3,300円 | 30分~ |
17インチ | 3,300円 | 3,850円 | 30分~ |
18インチ | 4,290円 | 4,950円 | 1時間~ |
19インチ | 4,290円 | 4,950円 | 1時間~ |
20インチ | 4,840円 | 5,500円 | 1時間~ |
21インチ以上 | 5,500円 | 6,160円 | 1時間~ |
パンク保証が自動付帯(半年間)

タイヤフッドで購入したタイヤには、無料のパンク保証(6ヶ月間)が自動で付いてきます。
もちろん1本だけの購入でもok、万が一購入後6ヶ月以内にパンクしてしまった場合、タイヤ代・送料・交換工賃を含め最大10万円まで保証されます。
さらに有料オプションで保証期間を12ヶ月に延長したり、24ヶ月の保証期間が付くプレミアム保証により「パンクしたタイヤ以外も含め4本全部新品交換」までカバーすることも可能です。
保証プラン | 保証料金(税込/1本) | 加入条件 | 保証期間 | 保証内容 | 保証金額上限(税込) |
ベーシック保証 | 無料 | タイヤ1本以上購入 | 6ヶ月 | パンクしたタイヤのみ交換 | 10万円 |
スタンダード保証 | 550円 | タイヤ1本以上購入 | 12ヶ月 | パンクしたタイヤのみ交換 | 10万円 |
プレミアム保証 | 1,100円~2,750円 | タイヤ4本購入 | 24ヶ月 | パンク本数に関わらず4本全て新品交換 | 10万円 |
主要メーカー中心の品揃えで品質安心

タイヤフッドで扱うタイヤブランドは、国内大手(ブリヂストン、ダンロップ、ヨコハマ等)や海外有名ブランド(グッドイヤー、ミシュラン、ピレリ等)が中心です。
一部ハンコックなどの韓国・新興海外メーカー品も取り扱いはありますが、ラインナップは絞られています。
タイヤフッド自体が、比較的国内外の一流ブランドに注力していることもあり、品質面で安心できる製品が多い印象です。
タイヤフッドのデメリット
即日交換は難しく計画が必要
ネットで注文して取付店に直送する都合上、注文から交換完了まで数日~1週間程度の時間が必要です。
特に繁忙期(スタッドレスシーズン)などはタイヤ交換の希望日時が埋まっている可能性もあります。
在庫がある商品なら最短で翌日~数日後に交換可能ですが、当日中の交換はできませんので、基本的には余裕をもって計画しましょう。
直接相談しづらい(自己判断が必要)
タイヤ選びから予約までネット上で完結する反面、店頭スタッフと対面で相談できないデメリットもあります。
「自分の車に合うか不安」「どのグレードを選べば良いか迷う」といった場合も、基本はサイト上の情報や口コミ、自分で調べた知識を頼りに決める必要があります。
タイヤフッドのサイトには車種別の検索機能やFAQ、チャットサポートなどもありますが、店舗でじっくり説明を受けたい人には物足りないかもしれません。
取付店との連携ミスのリスク
滅多にないケースですが、ネット経由のやり取りゆえのトラブルが起こる可能性もゼロではありません。
例えば「取付店で予約が正しく認識されていなかった」「配送トラブルで取付店にタイヤが届いておらず交換できなかった」等の報告も一部見受けられます。
万一そうした際はタイヤフッドのサポートに連絡し対応してもらう形になります。
メリデメをまとめると
総じて、タイヤフッドは「ネット通販の手軽さ」と「近所の取付店での確実な作業」を両立したサービスです。
「有名ブランドのタイヤをお得に買いたい」「店頭で重いタイヤを運ぶのは大変」という人にはピッタリでしょう。
一方で「とにかく今すぐ交換したい」場合や「直接プロに相談しながら決めたい」人には少し不向きかもしれません。
興味のある方はタイヤフッドの公式サイトもチェックしてみてください→タイヤフッド公式サイト。

公式サイトではタイヤの取付店検索や見積もりシミュレーションも試せますので、具体的な費用感を掴むのに役立ちます。
オートウェイ(AUTOWAY)タイヤ交換のメリット・デメリット
オートウェイは日本最大級のタイヤ通販サイトで、特にアジアンタイヤ(安価な海外新興メーカー品)の品揃えと安さで人気の高いショップです。
設立も1969年と古く、累計販売本数は2025年現在3700万本超という実績、テレビやインターネット広告の露出も多いことから、ネットでタイヤを買うことに馴染みがない方でも名前を聞いたことがあるかもしれません。
オートウェイもタイヤフッド同様、購入と同時に取付店への直送・交換予約が可能なサービス(タイヤピット)を展開しています
以下にメリット・デメリットをまとめます。
オートウェイのメリット
タイヤの価格がとにかく安い

オートウェイ最大の強みはタイヤ価格の安さです。とにかく安いのにDOTなどの国際的な品質規格をクリアしたタイヤだけを販売しています。
自社で世界各国のタイヤを直輸入して在庫しているため、中間マージンが少なく価格設定が非常にリーズナブルです。
特にアジアンタイヤと呼ばれる新興メーカーの製品(例:NEXEN〔ネクセン〕、NANKANG〔ナンカン〕、DAVANTI〔ダヴァンティ〕等)は、国内ブランドの半額以下というケースも珍しくありません。
サイトが使いやすい

老舗だけあってオートウェイのウェブサイトは商品検索や購入手続きが簡単です。
車種やタイヤサイズ、用途(サマータイヤ or スタッドレス)など条件を絞って探しやすく、商品の詳細情報やユーザー口コミも充実しています。
また、発送スピードの速さにも定評があり「正午までの注文は当日出荷」など迅速な対応で、注文の翌日に届くことも。
地域により対面相談可能な実店舗がある

オートウェイでは一部地域に直営店舗がありますので、この地域内にお住まいであれば対面相談も可能です。
店舗名 | 所在地 | サービス内容 |
オートウェイ福岡店 | 福岡県太宰府市 | タイヤ販売・交換、対面相談 |
オートウェイ北九州空港店 | 福岡県京都郡苅田町 | タイヤ販売・交換、対面相談 |
オートウェイ宗像店 | 福岡県宗像市 | タイヤ販売・交換、対面相談 |
オートウェイ熊本店 | 熊本県熊本市 | タイヤ販売・交換、対面相談 |
タイヤピット(取付店ネットワーク)の活用

オートウェイで購入したタイヤは、自宅宛(自宅宛は有料配送)だけでなく提携する取付店(タイヤピット店宛は無料配送)へ直送することができます。
全国に3,500店以上のタイヤピット店があり、その中から自分の都合の良い店舗(自宅近所・通勤ルート沿いなど)を選んで交換作業を依頼できます。
取付店への直送を指定すれば自宅で荷物を受け取る必要もなし、届いた後の保管も不要です。
交換工賃も全国統一の基本料金(タイヤのインチサイズ別の定額)なので、地域により工賃の格差も無く安心です。
予約方法もタイヤフッドと似ており、購入時に希望の取付店と日時を選んで申し込むだけ。あとは当日車で行けばOKです。
タイヤサイズ | 取付工賃(税込) |
15インチ以下 | 1,980円/本 |
16~18インチ | 2,420円/本 |
19~20インチ | 2,970円/本 |
※上記基本料金には、廃タイヤ料、バルブ交換料は含みません。
選択肢が非常に豊富

タイヤフッドが一流ブランド中心だったのに対し、オートウェイはメジャーからマイナーまで圧倒的な品揃えです。
国内外有名ブランドはもちろん、「こんなメーカーのタイヤもあるの!?」というような新興ブランドやプライベートブランド(例:AUTOWAY専売の安価な輸入タイヤ)も揃っています。
例えばSUV用のオールテレーンタイヤや、少し派手なホワイトレター入りタイヤなど、特殊な商品も検索すれば見つかる可能性大です。
オートウェイのデメリット
自己責任での選択が必要
豊富な選択肢がある反面、「どのタイヤを選ぶべきか」の判断が全て自分に委ねられます。
有名どころならまだしも、聞き慣れないメーカーのタイヤだと品質や性能が読みにくいですよね。
オートウェイのサイトにはユーザー評価や詳細な説明がありますが、それでも商品の良し悪しを見極める目が多少必要です。
注文から交換まで日数がかかる
こちらも通販サービス全般に言えることですが、タイヤ注文後すぐには交換できません。
早ければ翌日届くとはいえ、取付店の予約調整も含めると最低でも2~3日は見ておく必要があります。
交換を急ぐ場合や、直前になってタイヤの状態がヤバいと気づいた場合など、すぐには対応できないもどかしさがあります。
アフターサポートが限定的
イエローハットのような手厚いパンク保証サービスはオートウェイには(基本)ありません。
初期不良や不適合があった場合の返品・交換対応は当然ありますが、使用中のトラブル(走行中のパンク等)は自己対応となります。
タイヤフッドのような無料パンク保証が無い分、もしもの時の安心感という点では見劣りします。
取付店による対応差
タイヤピット加盟店は全国に多く存在しますが、その内訳は町の整備工場やガソリンスタンド、タイヤショップなど様々です。
オートウェイ経由の持ち込み交換に慣れている店もあれば、そうでない店も稀にあります。
基本的なサービス品質は問題ないはずですが、タイヤ交換後の締め付けトルクの再確認サービスや、タイヤワックス仕上げなど、店舗によって温度差があるでしょう。
メリデメをまとめると
総合すると、オートウェイは「タイヤそのものの費用を極限まで抑えたい人」や「自分で商品をじっくり選びたい人」に向いています。
逆に「ある程度お任せしたい人」や「アフターサービス重視の人」には少しハードルが高いかもしれません。
しかし、オートウェイの累計タイヤ販売本数は3700万本超、この数字はユーザーに支持されていることの裏付けになります。
オートウェイに興味があれば公式サイトをのぞいてみてください→AUTOWAY公式サイト。
豊富な商品ラインナップと価格帯を見るだけでも、「こんなに違うのか!」と驚きがあるはずです。
イエローハット・タイヤフッド・オートウェイの比較
イエローハット、タイヤフッド、オートウェイの特徴を比較表にまとめてみました。
それぞれの強み・弱みが一目で分かるよう、主要な比較ポイントを整理しておきます。
比較項目/店舗 | イエローハット (店舗購入取付) | タイヤフッド (ネット通販+取付店) | オートウェイ (ネット通販+取付店) |
タイヤ価格 | 店舗販売がメイン。メーカー純正品や国内ブランドの品揃えが豊富。やや高め。 ※自社PBタイヤは割安 | ネット販売。ブリヂストン、ヨコハマ、ダンロップなど国内ブランド中心。有名ブランド品も店頭より安価傾向。 | ネット販売がメイン。圧倒的に安い。特に輸入タイヤは激安。 国内外ほぼ全ブランドが最安水準 |
取付工賃 | 店舗ごとに設定。1本あたり1,100円~(持ち込み交換は2,000円~4,000円) | 1本あたり2,640円~5,500円(オートバックスとそれ以外で価格差がある) | 全国一律料金1本あたり1,980円~2,970円(AUTOWAYでの購入時に適用) |
店舗ネットワーク | 全国約680店舗。主要都市から地方まで展開。 | 提携取付店は全国4,800店以上。(GS・整備工場・オートバックス等) | 提携取付店は全国約3,500店。 (主に整備工場・タイヤショップ等) |
利便性 | 直接店舗へ行き、その場で交換完了。対面相談でき初心者も安心。 | ネットでタイヤ購入・交換予約し手ぶらで来店OK。 取付日時も自由に選べる。 | ネット購入後、取付店へ直送・取付日時の予約。店舗で待つ時間が少なくスムーズ。 |
交換までのスピード | ★ 即日対応可(在庫あればその場で交換)急なパンク時にもすぐ頼れる。 | ☆ 数日~1週間程度必要。 (在庫状況や予約状況による) | ☆ 数日~1週間程度必要。 (発送は迅速だが予約調整要) |
パンク保証 | 2年または25,000kmまで(有料加入)※保証加入者はパンク時4本新品交換可。 | 購入者全員に半年無料保証(10万円まで保証)。有料で12ヶ月または24ヶ月保証プラン有。 | パンク補償なし(初期不良対応のみ)メーカー保証適用はあり。 |
向いている人 | ◇お店で相談しながら選びたい人 ◇すぐに交換したい人 ◇アフターサービス重視の人 | ◇ネットで手軽に進めたい人 ◇有名ブランドを安く買いたい人 ◇店舗で待つ時間を減らしたい人 | ◇予算重視で安く済ませたい人 ◇豊富な選択肢から選びたい人 ◇店舗で待つ時間を減らしたい人 |
※上記は一般的な傾向をまとめたものです。実際のサービス内容や料金は地域や時期、キャンペーン等で変動する場合がありますので、詳細は各公式サイトでご確認ください。 |
表を見ると、それぞれの特徴がはっきり分かれているのが分かりますね。
- イエローハットは「安心・手軽だけど高コスト」
- タイヤフッドは「バランス良くお得で便利」
- オートウェイは「圧倒的安さと豊富な選択肢」といったイメージです。
この中でコスト面だけにフォーカスするなら、やはりタイヤフッドやオートウェイのネット通販勢が有利です。
結論:どの選択肢がどんな人に向いているか
最後に、本記事の内容を踏まえて「イエローハット」「タイヤフッド」「オートウェイ」それぞれがどういう人に向いているかを整理します。
イエローハットが向いている人
ズバリ「とにかく手厚いサービスと安心感が欲しい人」です。車に詳しくなくても店舗スタッフが親身に相談に乗ってくれますし、その場でスピーディーに交換してもらえる手軽さがあります。
費用は多少高くついても、「プロにお任せして安全に走りたい」「万一のパンク保証も付けて備えたい」という方には最適です。例えば初めての車で右も左も分からない方や、高齢のドライバーでネットは苦手という場合、イエローハットのようなリアル店舗が安心でしょう。
タイヤフッドが向いている人
「ある程度ネットに抵抗がなく、賢くお得にタイヤ交換したい人」です。有名ブランドのタイヤをディーラーやカー用品店より安く買いたい、でも取付作業はきちんとプロに任せたい…という欲張りなニーズを叶えてくれるのがタイヤフッドです。
手順も簡単で初心者でも使いやすいため、ネット通販は普段利用するけどタイヤは初めてという方にピッタリでしょう。
特に都市部に住んでいて車屋さんに行く時間が取りにくい人や、小さなお子さんがいて長時間店舗で待てない主婦(主夫)の方など、「スキマ時間で準備を済ませてサッと交換したい」という場合にタイヤフッドの便利さが光ります。
オートウェイが向いている人
「タイヤ代を限界まで節約したい人」や「色々な銘柄から自分好みのタイヤを選びたい人」です。他では手に入らない格安輸入タイヤを入手できる点は、コスト重視派には魅力でしょう。
例えば走行距離が多く頻繁にタイヤを交換する営業車ユーザーや、チューニング好きで夏用・冬用・サーキット用と何セットもタイヤが欲しいような人なら、オートウェイで安く揃えるメリットは計り知れません。
また、自分で情報収集してベストなものを選ぶのが苦にならない人にも向いています。「この海外メーカーの評価はどうかな?」「レビューを見比べよう」といった過程も楽しめる人には、宝探しのようで面白いでしょう。
逆に言えば、あまり調べず勧められたものを使いたいタイプの人には不向きなので、その場合はタイヤフッドやイエローハットを選ぶ方が無難です。
最後にひとこと
「タイヤ交換は安全にも直結する大事なメンテナンス」です。自分の利用シーンや重視ポイントに合ったタイヤ選びが何より重要です。本記事がそれぞれのメリット・デメリットを比較検討する際のヒントになれば幸いです。
愛車にピッタリのタイヤを見つけて、お得かつ安心なカーライフを送りましょう!お読みいただきありがとうございました。