1894年7月にフランスで開催された「パリ・ルーアン・トライアル」。これが記録として残る世界初の自動車レースであり、かれこれ120年以上前の出来事です。
そんな昔に自動車レースを開催できるなんて、そりゃヨーロッパは自動車文化の先進国なワケですね。
そんなヨーロッパはは自動車で国を跨ぐことも日常的であり、ドイツ・オーストリア・スイスの速度制限なし区間を設けた高速自動車道路「アウトバーン」や、地域によっては舗装状態の悪い道など、自動車にとっては過酷な環境でもある。
この状況を背景に設計されたヨーロッパのタイヤは、高速安定性・耐久性などのレベルが高く、ユーザーが求める品質や性能に力を入れている。
ただ、日本国内とヨーロッパの使用環境が大きく違いますので、タイヤに対する耐候性・耐久性の求められ方が変わってきます。先述のアウトバーンの走行シーンは、200km/h以上で走行することもありますし、一般道でも快適走行可能なタイヤを求められてます。
また、日本製のタイヤは基本的には国内環境をベースに、国内ニーズに寄り添ったタイヤを開発してるので、単純にヨーロッパタイヤと比較するのは、使用環境によって違ってきますので、ヨーロッパタイヤの日本国内使用であれば、住む地域や、使用環境によってタイヤの評価は変わってくるでしょう。
管理人の現在の装着タイヤはMichelinのpilotSports4ですが、住む地域が九州なので気温差によるゴムの劣化も少なく、阿蘇などのワインディングでは快適でもあり、スポーツライクな走行も楽しめるので十分満足しています。
ヨーロピアンタイヤの背景と性能はどうなの?
知ってもらいたいタイヤの起源
ヨーロッパは自動車の歴史が古く、自動車の始まりは1769年といわれ、フランス陸軍の「ニコラ=ジョゼフ・キュニョー」が製作したキュニョーの砲車であると言われている。その時のタイヤはスポーク型の木製車輪にスチール素材をを周囲に巻きつけたもので、快適性や性能などは重視されていなかった。
現在のゴムタイヤの起源となるのは、1867年に車輪の外周にゴムを取り付けたことから始まり、その後、現代タイヤの基本となる空気入りタイヤを、フランス人のアンドレ・ミシュラン、エドゥアール・ミシュランのミシュラン兄弟が、1895年開催のパリ〜ボルドー間の往復レースに使用したのが初めてとなる。
耐久性の課題は多く見られたものの、快適性や転がり抵抗、安定性に強いことを示し、それ以降現在まで空気入りタイヤがタイヤの基本となっている。
ヨーロッパタイヤの3大巨頭
ヨーロッパタイヤブランドの中で、特に有名なのが下記の企業である。
Michelin(ミシュラン)1889年
PIRELLI(ピレリ)1872年
continental(コンチネンタル)1871年
3メーカーとも創業が1800年代後半であり、130年前後の歴史を持つ老舗企業でもあります。
ヨーロッパの独特な自動車走行環境
日本国内ではありえない速度無制限の自動車高速道路「アウトバーン」の存在や、日常的な国境越え、路面状態も国によって劣悪環境だったりと、自動車やタイヤに対して厳しい環境であることが、結果として高性能タイヤの開発に影響を及ぼしている。
また走行性能を重要視した自動車開発をする上で、指標となるサーキットがドイツの「ニュルブルクリンク」であり、ヨーロッパの過酷な走行環境を再現したコースレイアウトや、山間部に存在するが故の天候変化もあり、そこで開発された自動車やタイヤの性能は標準よりも高いレベルを誇っている。ヨーロッパの環境が過酷だからこそ、高性能タイヤが生まれるのは当然かもしれないですね。
この動画は「SUBARU WRX STI NBRチャレンジ2016」のファストラップムービーです。過酷な路面環境が生々しく伝わる、管理人のお気に入り動画です。ホイル装着シュミレーションができる、フジ・コーポレーションタイヤ通販の購入サイトはこちら
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ヨーロピアンタイヤの代表格とは?
MOMO(モモ)
イタリア・ミラノに本社を置くMOMOは、創業1964年と50年以上の歴史を持つ。
社名の由来は、創設者である「ジャンピエロ・モレッティ(Gianpiero Moretti)」と 彼に愛着のあるサーキット場の「モンツァ サーキット(MONZA CIRCUIT)」の頭文字の組み合わせたことで有名である。
また、日本国内ではステアリング(通称モモステ)やpitstopで知る人も多い。
数多くののモータースポーツで勝利を勝ち取ってきた経験と実証データを元にタイヤ開発にフィードバックされ、現在に至るまで高品質・安全性を求め続けています。
商品のデザイン性も高く、HONDA、スバル、三菱、トヨタなど国内自動車メーカーのスポーツカーにおける純正採用の実績やoem供給も活発に行っており、モータースポーツに注力するメーカであるため、性能の高さには昔から定評があります。
過去にはNSX TYPERのステアリングにも採用されるなど、その過去を伺い知ると納得する方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
このモータースポーツシーンで得た技術力をタイヤ開発に活かし、軽自動車から高級車までの幅広いタイヤラインナップは魅力的です。
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MINERVA(ミネルバ)
『ミネルバ』は1902年から1938年にかけて、ヨーロッパのVIP向け高級車の製造・販売を行ってたベルギーの自動車メーカーです。
ヨーロッパの自動車メーカーのメルセデス(ドイツ)ロールス・ロイス(英国)ダイムラー(ドイツ)と肩を並べる高級車ブランドでもありました。
タイヤメーカーの『ミネルバ』の始まりは、1992年にドイツのコンチネンタル社により『ミネルバタイヤ』の供給がスタートしたことにはじまり、20年以上の歴史があるタイヤブランドです。
現在はヨーロッパをはじめ、世界50カ国以上で販売されており、グローバルネットワークを形成しています。
様々な国で高評価と実績を得た『ミネルバタイヤ』は、年間生産300万本以上越えるまでに成長し、 世界的に見ても多くの人に知られるタイヤブランドとして認知されています。
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PIRELLI(ピレリ)
イタリア ミラノに本社を置くタイヤメーカーPIRELLI(ピレリ)。
1872年創業で、現在世界160ヵ国以上に供給する、世界第5位の実績を持つタイヤメーカーです。
中でも欧州車タイヤの純正採用メーカーとして認知されており、対応車種は、フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレンなどのスーパーカーから、日本国内規格の軽自動車までと対応範囲が広く、また、世界主要自動車メーカーとの関係も深いタイヤメーカーです。
認知度が一気に高まったきっかけは、1907年に開催された、北京~パリ間のレースで勝利したことであった。その実績により大きく評価され、その後のピレリの躍進のきっかけとなりました。
2018年現在も、世界最高峰のモータースポーツformula1(F1)のオフィシャルタイヤになるなど、スポーツシーンで人気のブランドです。
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Michelin(ミシュラン)
MICHELIN(ミシュラン)はフランスのタイヤメーカー。その歴史は古く、1832年ミシュランの元となる農業機器とゴム製品を生産する会社をスタートした事から始まる。それから57年後、アンドレ・ミシュラン、エドワール・ミシュラン兄弟が経営に参加し、ミシュランに社名を変更する。
ミシュラン兄弟にタイヤを作るきっかけとなるエピソードをここで紹介します。
ある日一人のサイクリストが、自転車のタイヤを修理する二人の元を訪ねてきました。その依頼を引き受けたミシュラン兄弟は、自転車のタイヤを修繕するのに夜通し作業を行い完成させます。完成した自転車を試乗したところ、その乗り心地に感銘を受け、それをヒントにメンテナンス性に優れながらも、乗り心地を改善したタイヤを開発するきっかけになったと言われてる。
その後、1891年に自転車用の着脱可能なタイヤを開発。参戦したレースで優勝するなど多くの経験を積み、1895年には、初の空気入りタイヤにて、パリ-ボルドー間往復レースを見事走り抜きます。このころからタイヤブランドとしてのミシュランが注目を集めるようになりました。
現在は世界3大タイヤメーカーの1社として認知され、安全性、快適性、耐久性に優れたバランス設計に定評があり、世界各国の自動車メーカーの純正装着タイヤとして採用されています。
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Continental(コンチネンタル)
Continental(コンチネンタル)は1871年の創設以来、ドライビングにおいての必須条件は、快適さ、運転の楽しみ、安全性を提供することという目標を目指してきました。
世界初のトレッドパターン採用タイヤや、将来を見通したConti.eContact、そして自動車の安全性能においての技術革新など、145年以上の歴史をかけて培ってきました。
2018年現在では、世界53ヵ国で200,000人以上の技術者やスタッフが日々研鑽を重ね、高い志で開発に従事しているタイヤメーカーです。
その結果、コンチネンタルタイヤは世界最高レベルの評価を手に入れました。自主的な国際的専門誌の公式テストなどで、高品質タイヤを製造しているということが認められています。
2007年以降は、全てのタイヤテストの約80%が最も高いレベルのタイヤとして認定。 さらに、AutoBildやAutoZeitungなどの有名な自動車専門誌で最高のタイヤブランドとして認定されている。
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ヨーロッパタイヤの購入資金は、自動車保険の見直しで増やしましょう。
タイヤ交換って大体の方が突然やってきますよね。
その時にタイヤ購入資金があれば問題ありませんが、もしかすると資金が足りないかもしれません。
そんな資金不足を解決してくれるのが自動車保険の見直しです。
最近ではネット経由で自動車保険の各社見積もり比較ができるようになりました。
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