
2025年、F1界に大きな衝撃が走りましたね。
日本人F1ドライバーの角田裕毅(つのだ ゆうき)が、あのレッドブル・レーシングに昇格——。
これはただの移籍話ではありません。
F1という熾烈な舞台で“トップ中のトップ”のチームに選ばれた、まさに歴史的な快挙。
モータースポーツファンから見ても、そして日本人としても、心が震えるようなニュースです。
ではなぜ、角田のレッドブル昇格がここまで「すごい」のか?
個人的な感想を交え、その背景と意味を深掘りしていきます。
世界最難関のF1トップチーム、レッドブル
まず大前提として知っておいてほしいのは、レッドブル・レーシングのシートは、F1の中でも最も手に入りづらいポジションだということ。
2021年以降、マックス・フェルスタッペンとともにF1を席巻し、複数年にわたるドライバーズ&コンストラクターズタイトルを獲得している“絶対王者”です。
このチームに加入するということは、「世界最高のドライバーの一人」として認められた証拠。
単に速さだけではなく、戦略理解力、タイヤマネジメント、チームとの信頼関係、政治的バランス、すべてを満たして初めて手にできる座です。
そんなチームに、日本人として角田裕毅が選ばれた——。
この事実だけでも、彼の才能と努力、そして周囲からの評価の高さが伝わってきます。
“RB→レッドブル”昇格は、わずか数人の成功例
角田はF1デビューから4年間、レッドブル傘下のセカンドチーム「アルファタウリ(現RB)」で戦ってきました。
ここで注目したいのが、RBからレッドブル本体に昇格できたドライバーは、実は数えるほどしかいないという点です。例えば、セバスチャン・ベッテル、ダニエル・リカルド、ピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボンなど。
しかし、昇格後に定着できたのはベッテルとリカルドくらいであり、それ以外の多くは“結果を出せず降格”の道を辿っています。
つまりRBは「登竜門」でありつつも、「実力がなければ足切りされる場」でもあるのです。
そんな中で角田は、4シーズンを通じて着実に評価を高め、ついに2025年、レッドブルの正ドライバーとして昇格。この難関を突破したという事実こそ、彼のすごさを証明しています。
初年度の“荒削り”から、冷静沈着なエース候補へ
角田裕毅がF1デビューを果たしたのは2021年。当初からスピードは光っていたものの、感情的な無線発言やミスが目立ち、“荒削り”な印象を持たれていたのも事実です。
しかし年を重ねるごとに、彼は大きく成長していきます。特に2023年・2024年シーズンでは、
- タイヤマネジメントの巧みさ
- 安定したレースペース
- 冷静な判断力
- スタートの反応速度の高さ
などが高く評価され、戦略面でもチームの信頼を得る存在に。
さらに2024年には、元F1王者でありRB復帰を果たしたダニエル・リカルドとチームを組みましたが、ポイント、予選成績、決勝順位でリカルドを上回るレースが続出。
「角田の方が速い」というのは、ファンだけでなくチーム内部、F1ジャーナリストの間でも共通認識になっていきました。
その積み重ねが、レッドブル昇格への道を確実なものにしたのです。
ホンダとの“関係性”はあくまで補足要素
角田のF1キャリアは、ホンダのサポートによりスタートしました。レッドブルとホンダの技術提携関係は深く、その“日本人ドライバー枠”的な扱いも、当初はゼロではなかったと思います。
しかし2025年昇格において、レッドブル首脳陣は「ホンダの意向ではなく、純粋に実力によるもの」と明言しています。ヘルムート・マルコやクリスチャン・ホーナーからの高評価は、すでにチームの“戦力”として信頼されている証。
ホンダとのシナジーや日本市場での価値がプラスに働いたのは間違いないものの、角田自身の成長がなければ昇格はあり得なかったと感じます。
日本人初、“ワールドチャンピオンへの現実的な道”

最後に、歴史的な意義について触れておきたいと思います。
過去にF1に参戦した日本人ドライバーは何人もいましたが、
- トップチームに在籍したことがない
- 優勝争いに絡めなかった
- ワールドチャンピオンを狙える立場ではなかった
というのが共通点でした。
しかし角田裕毅は違います。
現在のF1最強チームに入り、実力で表彰台、そして優勝争いが可能なポジションを得たという点で、これまでの日本人F1ドライバーとは一線を画しています。
日本人初のF1チャンピオンが、いよいよ現実味を帯びてきた——。
そんな期待が、今のF1界には漂っています。
まとめ|角田裕毅は“歴史”を変える可能性を持っている
2025年、角田裕毅はF1トップチームの一角、レッドブル・レーシングで走ります。
これは、
- 実力と努力
- 成長と信頼
- 世界最高峰での評価
のすべてを勝ち取った者にしか許されない舞台です。
“日本人F1ドライバー”という枠を超え、角田裕毅は今、世界の頂点を本気で狙える立場にいます。
その姿は、未来の若きレーサーたちにとっての道しるべになるでしょう。
2025年、F1の主役に「Yuki Tsunoda」の名が刻まれる日が、ついにやってくるかもしれません。
今後のレースから、ますます目が離せませんね!