ホンダの歴史的軽自動車であるビートは1991年5月から1996年12月までの5年7ヶ月の短い期間に販売されており、現行のS660を子孫に持つ、MRオープン2シーターである。
販売終了して24年の月日が流れるが、今も至る所でビートを見かける程人気が高い。
そんなビートであるが、2017年に純正パーツを再販する事になり、2020年5月現在では、100を超える純正パーツが販売されており、ビートユーザーにとっては、ホンダからの激アツな贈り物となった。
なぜ再販パーツが増えたのか?
生産終了したモデルで、ここまでのパーツ数を再販する事例は少なく、ビートに関しては異例中の異例といえる。
なぜ再販パーツが増えたのか?それは熱烈なファンからの要望や、現存台数が販売総数の6割程走行している事実などがあり、この期待に応えるべく再販を開始したとの事。
今後も再販パーツの増加を期待したいところですね。
https://www.honda.co.jp/BEATparts/
ホンダビートとは?
改めてホンダビートを紹介します。
軽自動車に乗り心地や操縦性能、エンジン、足回りなど、ハイスペックすぎる装備を与えていた。
足回りは前後ストラット仕様で、ブレーキは前後四輪ディスクブレーキを採用。
エンジンには自然吸気3気筒エンジンE07Aに、独立三連スロットルに燃料噴射制御を組み合わせた吸気システムである、Multi ThrottleResponsiveEngineControl(MTRE)を採用。
これにより自然吸気エンジンながら、軽自動車の出力自主規制上限の64psを8100rpmにて発揮する。
また、駆動形式がMRという事もあり、前13インチ、後14インチの異形タイヤを装着していた。
このように、軽自動車の枠組みを超えた、当時も今も魅力的な自動車であり、純正パーツ再販が進むほど、この伝説的軽自動車が未来永劫残っていくことを期待したいと思います。